2008年09月10日
グーグーだって猫である
誰の原作かも知らず、小泉今日子主演という前知識だけで見に行った。猫が出てくるということで、可愛い猫と人間のお話だと軽い気持ちだった。ところが、単純な可愛い猫のお話ではなかった。大島弓子原作の自伝的同名漫画の映画化だった。さらに、可愛がっていた猫が亡くなってペットロスという状況になった主人公・麻子(小泉今日子)が、もう一度猫を飼い始める。一度可愛がっていた猫や犬を失ったら、もう一度同じ動物を飼うまでには相当の葛藤がある。
この映画ではその葛藤もしっかりと描いた上で、麻子がアメリカンショートヘアーのグーグーを飼い始めて立ち直って新しい漫画も取り組み始める。アシスタントのナオミ(上野樹里)や三人のアシスタント(森三中)とのやり取り、知り合った青年(加瀬亮)とのロマンスもしっかりと描かれている。さらに、デビューして約15年の麻子に健康問題が持ち上がる。
麻子は入院して手術を受けなければいけなくなり、数ヶ月の入院生活を送る。全くわてが予想していたのと違うお話で、びっくりしてしまった。ペットロスに自分の入院手術となれば、暗い内容の映画になりがちだ。
ところが、犬童一心監督・脚本と原作がいいのだと思う。悲しくなりがちなお話を、猫の可愛さと周りの仲間のユーモアで心温まる映画にしてしまった。音楽の細野晴臣もいいし、テーマソングを歌っている小泉今日子もいい。猫の描き方もしっかりと躾があって、当たり前のように去勢避妊手術がある。
これは、久しぶりの日本映画の秀作にめぐり合った。是非お勧めする。ゴロゴロ。
2008年09月04日
ハンコック
今年はヒーローもの映画が多くて、楽しい。色々なヒーローが登場するのは、大統領選があるからなもしれない。でも、アメリカのことなので我々はそんな思惑を無視して見られる。ウィル・スミス主演のヒーロー(ハンコック)は、特別な装備もないのに空を猛スピードで飛んだり、怪力を発揮したり、銃の弾が当たってもなんともない。いわゆる不死身で、なんでもできてしまう。これは庶民がよく見る夢に似ている。
でも、このヒーローが模範的な人間ではなく、常に酔っ払っていて事件を解決するのも乱暴な方法で行っていた。この辺がやけに現実的で、損害の金額も表示される。空を飛んで着陸するときに道路を壊すし、列車を自分の体で止めたら脱線した列車で色々なものが壊れる。
そのために、世間のひんしゅくを買っていた。ある日、踏み切りで立ち往生したPR会社に勤務するレイ(ジェイソン・ペイトマン)を助けて、知り合いになる。そこから、ハンコックのイメージ改造作戦が始まる。 続きを読む
2008年09月04日
デトロイト・メタル・シティ
大分の田舎から上京した青年が、軟派なラブソングを歌いたかったのにヘビーメタルバンドのボーカルになる物語だ。
主役の松山ケンイチ君の極端な演技がいい。そして、事務所の社長の松雪康子や母親役の宮崎美子などは、見ているだけで笑ってしまうほど個性的な人物像になっている。
大学時代の憧れの同級生と巡り会って、自分の正体がばれないように慌てるシーンが面白くて笑ってしまった。ヘビメタバンドのボーカル・ヨハネ・クラウザーⅡ世と素に戻った根岸君のギャップが楽しいし、デートとバンドのイベントの掛け持ちなど楽しいシーンがいっぱいある。
DMCの楽曲もなかなか本格的だが、その脇で出演している各バンドは本物だと思う。非常にうまい映画の作り方だと思った。
映画を見終わって、幸せな気分になれる最高の作品だ。普通の観客が映画に求めるのは、こういう感じなのだ。ゴロゴロ。
主役の松山ケンイチ君の極端な演技がいい。そして、事務所の社長の松雪康子や母親役の宮崎美子などは、見ているだけで笑ってしまうほど個性的な人物像になっている。
大学時代の憧れの同級生と巡り会って、自分の正体がばれないように慌てるシーンが面白くて笑ってしまった。ヘビメタバンドのボーカル・ヨハネ・クラウザーⅡ世と素に戻った根岸君のギャップが楽しいし、デートとバンドのイベントの掛け持ちなど楽しいシーンがいっぱいある。
DMCの楽曲もなかなか本格的だが、その脇で出演している各バンドは本物だと思う。非常にうまい映画の作り方だと思った。
映画を見終わって、幸せな気分になれる最高の作品だ。普通の観客が映画に求めるのは、こういう感じなのだ。ゴロゴロ。
2008年08月28日
セックス・アンド・ザ・シティ
アメリカで大ヒットした同名のテレビドラマ終了後、4年後の話という設定で映画化された。「セックス・アンド・ザ・シティ」という題名からわかるように、大人向けのお話だ。女性4人の存在感が非常に大きいドラマだと思ったら、それぞれのパートナーである男性たちもしっかり絡んだ物語だったので感心した。一応この映画は、コメディ的な要素もあってわては笑うシーンがあった。でも、ほかの観客はドラマの展開に夢中で全く笑っていなかった。
登場人物が多いので、それぞれのエピソードの整理に時間が掛かって上映時間が長くなっている。話がだれることはないし、キャリーとビッグのお話を軸にしてほかのメンバーもしっかりと取り上げられている。ブランドではなくて中身が大事だというのはいいが、元が子供のわては少し困った。ゴロゴロ。
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2008年08月18日
ダークナイト
クリストファー・ノーラン監督・脚本の「バッドマンビギンズ」に続く、バッドマンシリーズ第二弾だ。全米で大ヒットして、話題になっている注目作品だ。バッドマン役のクリスチャン・ベイル、ジョーカーのヒース・レンジャー、デント検事のアーロン・エッカート、ゴードン警部補のゲイリー・オールドマンなどどの配役も性格づけがはっきりしている。物語の複雑さも、際立っている。単純な勧善懲悪ではなく、善の中にも悪の中にも色々な種類を登場させた。
全くお金に執着のない究極の悪として、ジョーカーの存在感がすごい。マフィアなら利益を追求するが、ジョーカーは破壊することに喜びを持っている。また、バッドマンに代わる正義の味方として登場したデント検事が、二つの顔を持つトゥーフェイスに変化するのは人間の性(さが)を象徴している。
幾重にも重なった人間のドラマが、ハッピーエンドでないのも重厚な後味になっている。娯楽作品として楽しく見るには、やや重い映画だ。でも、たまにはこういう見ごたえのある映画もいい。ゴロゴロ。
2008年08月09日
スカイ・クロラ The Sky Crawlers
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」、「イノセンス」の押井守監督が、劇場版アニメを世に送り出した。人間の世界で大人たちは生きる実感を失って、その現実感を得るために戦争実施会社を設立して空軍による戦争をさせている。そして、その戦闘機のパイロットには子供を採用している。子供は何の疑問も持たず、戦闘機による戦いに熱中するという大人の解釈から駆り出された。それぞれのパイロットには性格づけがされていて、操縦の技量もある程度設定されている。
なんらかのテクノロジーで、パイロットである子供は不死身である。また、過去の記憶もない。上官の草薙だけは、不条理な戦いに疑問を持っている。でも、パイロットの子供たちはその疑問すら持つことがない。
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2008年08月04日
インクレディブル・ハルク
マーヴェルコミック「ハルク」を原作にした実写版の第二弾だ。第二弾といっても、2003年の前作とは関連性はないようだ。ハルクに変身する事情になった説明を、オープニングクレジットで済ませているので観客は物語にすぐに入ることができる。だいたい、科学実験の事故でハルクになる運命を背負ったブルース(エドワード・ノートン)が、恋人の科学者ベティ・ロス(リヴ・タイラー)のことを忘れらないまま逃亡する。そして、ロス将軍(ウィリアム・ハート)に追われて追い詰められていく。
アクションに割り切って、面倒な説明を省略したのでテンポがいい。リオのスラム街での軍隊との追いかけっこから、ブルースがハルクに変身してからの戦闘シーン。アメリカの大学構内でベティと合流してからの戦いも、ニューヨークの街の真ん中での怪物同士の戦い。
怒りではなくて、心拍数200以上になったら変身してしまう設定もわかりやすい。真夏の暑い日に、涼しい映画館で過ごすのには単純明快な映画だ。お勧めだ。ゴロゴロ。
2008年07月30日
崖の上のポニョ
スタジオジブリのエース宮崎駿監督・原作・脚本による、4年ぶりのアニメはアンデルセン童話「人魚姫」をモデルにしたものになった。5歳の子供でも理解できるとは言うものの、どうしてどうして大人でも難解な部分があった。子供なりの理解としては、「魚の女の子・ポニョが、人間の5歳の男の子を好きになって人間になる」というものだ。でも、ポニョの父は元人間だし、母は海そのものという存在だ。また、ポニョの勝手な行動で人間の世界は大部分が海の底に沈んでしまう。
何しろ、遠くにあるはずの月が、クレーターの見えるくらい何倍も大きく見える。つまり、月と地球の距離がすごく近くなったということだ。そんな大津波とも洪水ともいえる状況で、他の人間たちが全然慌てていない。さらに、5歳の男の子宗介に、「魚のポニョも、半魚人のポニョも、人間のポニョも好きだ」と言わせる。
この一見単純に見えるストーリーは、子供でもわかると言いながら大人でもわからない難解さを含有している。鑑賞記を書くのが非常に難しい映画なのは、確かだ。やれやれ、ゴロゴロ。7月30日追記。 続きを読む
2008年07月28日
カンフー・パンダ
ドリームワークスアニメが、多少北京オリンピックに敬意を払ったかどうか知らないが中国のカンフーを題材にした映画だ。日本語吹き替え版しかなかったので、それを見た。それほど、吹き替えの違和感はないと思う。同じ日に「崖の上のポニョ」を見たので、非常にわかりやすい内容だった。ジャッキー・チェンがテクニカルアドバイザーをしているだけに、カンフー映画の醍醐味がしっかりと味わえる。主人公のパンダ以外は、いかにも素早く動ける動物たちだ。
タイガー、モンキー、カマキリ、ヘビ、ツルとアライグマの先生が、非常に強そうだ。さらに、桃の木を象徴的に使ったことも中国文化に配慮している。そして、一番可愛くてカンフーとは程遠いパンダを、仇敵を倒す後継者にする設定がうまい。
秘密の巻物の正体も、いかにもわかりやすい。パンダがどうやって強くなるのかは、映画を見てのお楽しみだ。こっちの方が、鑑賞記を書きやすいと思った。
2008年07月17日
ゲゲゲの鬼太郎千年呪い歌
水木しげる原作の漫画を原作に、ウエンツ瑛士主演の映画化第2弾だ。猫娘(田中麗奈)、ねずみ男(大泉洋)、子泣き爺(間寛平)、砂かけ婆(室井滋)らのレギュラー陣がそろっていて、楽しい。人間と妖怪の関係で、千年も昔の出来事が復活するのだから物語の種には困らない。妖怪から人間になった女性を寺島しのぶが演じて、相手役を萩原聖人が演じているのでやけに現実感があった。
そこそこ楽しめる内容なので、気楽に見て欲しい。ホラー映画というほど怖くないので、安心だ。ブラザートムの狸集団と、猫娘の宴会とか色々楽しいエピソードがある。ゴロゴロ。
2008年07月11日
スピード・レーサー
1967年に日本で放送された竜の子プロのアニメ「マッハGoGoGo」を、「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が映画化した実写映画だ。わては昔の記憶がほとんどないが、いかにも元アニメを映画化した映像が見られる。同時期に公開されているアイドル映画に押されて存在感が小さいが、好きな人には嵌る映像である。コックピットとタイヤのマウント部分が強調されて、両脇部分が飛び出た車体はまさに昔の面影を持っている。
映画館の大画面の後ろの席で見ると、この映像のよさがわかる。遊園地のジェットコースターのようなレースコースを猛スピードで走るマシーンを見ていると、ほんとうにその世界にいるような気分になる。
物語の内容は、漫画の映画化なのでお決まりの展開だ。でも、この一種サイケデリックか未来社会のような風景は、純粋にスピードを追及するレーサーの精神を具体化している。スクリーンからなるべく離れて見ると、「マトリックス」のようなリアル感とは違う雰囲気がある。
スーパーカーのファンだった人には、是非お勧めしたい映画だ。夢のレースカーのバトルが見られる。ゴロゴロ
2008年07月07日
クライマーズ・ハイ
横山秀夫原作の「クライマーズ・ハイ」を映画化した作品だ。これは、1985年8月12日の日航機123便墜落事故発生時の群馬県の地方新聞社内の様子を描いた群像劇だ。どうもこの映画は、飛行機事故が主題ではないようだ。
事故が起きた地元の新聞社が巻き込まれた大事件としては、浅間山荘事件があった。それを題材にした「突入せよ!あさま山荘事件」の監督をした原田眞人が、この映画も監督をしている。主題は、新聞社という組織が遭遇した一大事件で翻弄される様子だと思う。
悠木(堤真一)という遊軍記者が地方新聞にとって社運を掛けるような事件の全権デスクに任命されて、社会部・編集部などの紙面を作る部署と新聞を売る販売部などと衝突する。また、社長とも対立する。大手新聞社に負けないような記事を書こうと、全社員は同じ方向を向いているのに立場が違うとこうなるのだろう。
また、正しい報道と地方に密着したサービスを目指したいために、色々な葛藤が生まれる。新聞社の現場がどういうものか、ほんとうによく描かれている。販売部が殴りこみを掛けてきたり、特ダネをものにするためにあらゆる方法をとる。全く、退屈する時間がない。
興奮が絶頂に達した”クライマーズ・ハイ”の状態でも、冷静な報道を貫いた主人公がすごい。わては事故原因が解明されたものと思っていたが、そうではないのだろうか。見ごたえ充分の映画だったので、エンディングが唐突ではあった。
物語の途中で織り込まれていた谷川岳の登攀シーンが、親友安西(高島政宏)の息子(小澤征悦)との後日談なのはわかった。それがラストに繋がるのなら、説明不足か。詳しくは、後日HPにアップする。
事故が起きた地元の新聞社が巻き込まれた大事件としては、浅間山荘事件があった。それを題材にした「突入せよ!あさま山荘事件」の監督をした原田眞人が、この映画も監督をしている。主題は、新聞社という組織が遭遇した一大事件で翻弄される様子だと思う。
悠木(堤真一)という遊軍記者が地方新聞にとって社運を掛けるような事件の全権デスクに任命されて、社会部・編集部などの紙面を作る部署と新聞を売る販売部などと衝突する。また、社長とも対立する。大手新聞社に負けないような記事を書こうと、全社員は同じ方向を向いているのに立場が違うとこうなるのだろう。
また、正しい報道と地方に密着したサービスを目指したいために、色々な葛藤が生まれる。新聞社の現場がどういうものか、ほんとうによく描かれている。販売部が殴りこみを掛けてきたり、特ダネをものにするためにあらゆる方法をとる。全く、退屈する時間がない。
興奮が絶頂に達した”クライマーズ・ハイ”の状態でも、冷静な報道を貫いた主人公がすごい。わては事故原因が解明されたものと思っていたが、そうではないのだろうか。見ごたえ充分の映画だったので、エンディングが唐突ではあった。
物語の途中で織り込まれていた谷川岳の登攀シーンが、親友安西(高島政宏)の息子(小澤征悦)との後日談なのはわかった。それがラストに繋がるのなら、説明不足か。詳しくは、後日HPにアップする。
2008年07月04日
告発のとき
昨年度のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたトミー・リー・ジョーンズ主演で、ポール・ハギス脚本・監督で作られたはやりの戦争反省映画だ。ポール・ハギスは、「ミリオン・ダラー・ベイビー」や「父親たちの星条旗」「硫黄島からが手紙」の脚本を作り、「クラッシュ」でも脚本・監督をした一番売れっ子の映画人だ。
この映画は、最近の戦争反省映画の中でも秀逸の出来だ。イラク戦争から帰還した息子が行方不明になったと父親のハンク(トミー・リー・ジョーンズ)に連絡が入る。
テネシー州からテキサス州の基地まで車を運転して行った父は、最初手がかりをつかめない。でも、すぐにバラバラにされた焼死体で、息子のマイクが見つかる。そこから、地元警察の女性刑事エミリー(シャーリーズ・セロン)の協力を得て元軍警察の父の真相追究の旅が始まる。
その途中経過も色々な偏見や障害が立ちはだかるが、結末が衝撃的だ。所々にイラク現地の息子の様子が紹介されながら、物語が進行する。編集もすばらしいし、脚本もいい。
ラストシーンの古い星条旗の逆向きの掲揚は、深い余韻を残している。この作品は、名作の部類に入ることになるだろう。
この映画は、最近の戦争反省映画の中でも秀逸の出来だ。イラク戦争から帰還した息子が行方不明になったと父親のハンク(トミー・リー・ジョーンズ)に連絡が入る。
テネシー州からテキサス州の基地まで車を運転して行った父は、最初手がかりをつかめない。でも、すぐにバラバラにされた焼死体で、息子のマイクが見つかる。そこから、地元警察の女性刑事エミリー(シャーリーズ・セロン)の協力を得て元軍警察の父の真相追究の旅が始まる。
その途中経過も色々な偏見や障害が立ちはだかるが、結末が衝撃的だ。所々にイラク現地の息子の様子が紹介されながら、物語が進行する。編集もすばらしいし、脚本もいい。
ラストシーンの古い星条旗の逆向きの掲揚は、深い余韻を残している。この作品は、名作の部類に入ることになるだろう。
2008年06月26日
奇跡のシンフォニー
フレディ・ハイモア主演の音楽ファンタジーという感じの映画だ。「チャーリーとチョコレート工場」や「ライラの冒険」、「スパイダーウィックの謎」などに出演した彼は、たいした演技力で全く見劣りしない。
音楽担当のマーク・マンシーナやテーマ曲を担当したハンス・ジマーらが奮闘したようで、映像を撮る前に楽曲ができていたという。草原での曲やニューヨークの街中で主人公の耳に聞こえてくる曲、最後の交響曲もすべてオリジナルだ。
これほど音楽にお金を掛けていれば、物語もよく見えてしまう。主な楽器の演奏シーンは役者本人が行っていて、不自然なシーンはない。孤児院で育った主人公が、両親探しの旅に出るという物語だ。多分こういう天才は、どこかに実在するような気持ちになってしまった。
音楽のすばらしさが体感できる映画なので、音楽の好きな方には是非お勧めする。サントラも、非常にいいと思う。
音楽担当のマーク・マンシーナやテーマ曲を担当したハンス・ジマーらが奮闘したようで、映像を撮る前に楽曲ができていたという。草原での曲やニューヨークの街中で主人公の耳に聞こえてくる曲、最後の交響曲もすべてオリジナルだ。
これほど音楽にお金を掛けていれば、物語もよく見えてしまう。主な楽器の演奏シーンは役者本人が行っていて、不自然なシーンはない。孤児院で育った主人公が、両親探しの旅に出るという物語だ。多分こういう天才は、どこかに実在するような気持ちになってしまった。
音楽のすばらしさが体感できる映画なので、音楽の好きな方には是非お勧めする。サントラも、非常にいいと思う。






