ベンジャミン・バトン数奇な人生

ブラッド・ピットとケイト・ブランシェット主演、デヴィッド・フィンチャー監督のアメリカ版現代の大河ドラマ的な映画だ。

エンディングに近づいて、目から涙がポロポロ流れて止まらない。今ロビーでこの記事を書いているが、まだ出ている。

1918年ルイジアナ州ニューオリンズで、しわくちゃの顔をした赤ちゃんが生まれる。母はすぐに亡くなり、父は子供をショックから老人ホームの前に置き去りにする。

生まれた赤ちゃんは男の子でベンジャミンと名付けられ、黒人夫婦に育てられる。環境が老人ホームだったので、小さい頃老人の姿をしたベンジャミンには都合がよかった。

ニューオリンズの駅にあった逆回転する時計は、不幸な戦争(第一次世界大戦)がなければ息子が死ななかったという時計職人の願いが込められている。

人生何が起きるかわからないが、有意義に送りたいと痛感した。ぜひともこの映画を見て欲しい。うつ病のわてが言うのもなんだが、生きる希望をみうしなっている人々の光になるだろう。ゴロゴロ。

ベンジャミンは子供の時は老人の姿だが、心は子供だ。そんなベンジャミンでも、少年の年齢になると周りの人々と交流するようになる。ピアノの演奏を教えてくれた老女、人生の節目ごとに「自分は雷に7回打たれた」といい励ましてくれる老人、そして、少女だったデイジー(ケイト・ブランシェット)と出会う。

二人は人生はどうなるかわからないという言葉を再現するような経験を重ねて、出会っては別れたりと交差していく。物語の進行は、ニューオーリンズの病院で死の床に臥せったデイジーが、娘にベンジャミンの日記を読んでもらう形で進行する。娘の父親が誰かわかる場面もあって、感動的だ。

わては、もうラストの30分くらいから涙が出て止まらなくなった。自信を持ってお勧めできる。ゴロゴロ。



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