チェイス国税査察官第4回:復讐

コーポレートインバージョン。主人公春馬(江口洋介)の妻が亡くなった飛行機事故で違約金を受け取った会社が判明する。その会社は、檜山基一(斉藤工)の使っている海外送金用のペーパーカンパニーだった。そこで、春馬たちはその会社に内偵を進める。

それに気がついた村雲(ARATA)は、春馬の上役新谷(益岡徹)の過去の不祥事を暴露する。新谷は、統括官を辞職してやがて自殺してしまう。品田基彦(奥田英二)は、春馬に「次はお前が殺されるのか、それともおれか」と言いそれ以上の深入りを止める。

5800億円で株を購入する。株を暴落させて、価値を100分の1にする。その暴落したときに、檜山正道(中村嘉葏雄)の遺産6000億円の土地以外の5800億円の脱税が成功する。株の価値が58億円になると、相続税は29億円でいい。2900億円の相続税が1%ですむ。

続編は核心に触れています。ご注意ください。ゴロゴロ。

檜山の妻に子供が生まれて、いよいよ相続税の脱税スキームが実行段階に入る。檜山正道は、人工呼吸器をつけられて生命を保たれている。村雲は檜山の内縁の妻の子供で、片腕になったのは檜山が切り落としたのだ。村雲の母は、無残にも餓死した。村雲は、檜山の遺産6000億をすべて横取りするつもりなのだ。自分の母を殺し、片腕を奪った復讐のために。

春馬の娘鈴子は、母の保険金を使いデイトレーディングで金儲けをする。鈴子は、村雲の指導を受けてトレーディングを始めた。母を殺した父への復讐の意味もあったのだ。鈴子は、春馬から独立してマンションを買う。すべての登場人物が、復讐のために生きている。これでは、悲劇になることは約束されている。

このドラマは、国税査察官側も脱税関係者も破滅で終わりそうな感じがする。いずれにしても、すごい内容のドラマだ。



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