土曜ドラマ「鉄の骨」全5回

池井戸潤原作の建設業界の談合体質を真正面から描いたドラマを見た。今日からはじまる全5回のシリアスな内容だ。大手建築会社の土木部営業課に転属された富島平太(小池徹平)が、直面する会社人生の悲哀が見ごたえ充分に描かれている。

舞台設定は2005年であり、公正取引委員会による談合摘発の風が吹き始めたころだ。今でこそ談合は死語になっていると思うが、当時は雨後のたけのこのごとくあちこちで報道された。陣内友則、中村敦夫、豊原功穂と脇を固める役者が重みのある存在感を見せている。

業界は脱談合の方向に向かうことになると予想するが、それは簡単にできることではない。企業間同士の競争が激化して、つぶれる会社もでてくるのはないか。最近のNHKの土曜ドラマは、まじでおもしろい。



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この記事へのコメント
談合事件を もっと わかりやすく ドラマにしてほしいなぁ。なかよく入札
Posted by 村石太マン at 2010年07月04日 11:53
村石太マンさん、こんにちは。
ドラマを見ていると、自然にわかると思います。ゴロゴロ。
Posted by とらちゃん at 2010年07月04日 16:56
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    コメント(2)