テッド。ぬいぐるみの物語で泣けてきた

これは楽しみにしていた映画だ。ぬいぐるみのテディーベアがもししゃべってそのまま大人になったら、多分こういうお話が展開されるだろう。セス・マクファーレンが監督・原案・脚本まで担当して映画した。テッドの声もやっている。大人になったわてはいまだにクマのぬいぐるみを持っている。でも、ジョン(マーク・ウォールバーグ)ほど仲良しではない。友達が少なくて遊び相手もいないなら、ジョンみたいになっていただろう。自立できない大人のコメディとして、よくできた映画だった。ゲラゲラ笑いたい方にお勧めだ。

クリスマスの日にもらったクマのぬいぐるみが友達になってくれるようにお願いをしたら、流れ星が出現して現実になった。仲間はずれのジョンは、唯一の友達ができた。27年後の35歳になっても、二人はいっしょに生活している。一人前に彼女ロリー(ミラ・クニス)もできて4年、そろそろ結婚の話が出てくる。ところが、ジョンはレンタカー屋の店員であるのに対して、ロリーは大手広告代理店のエリート社員だ。恋人同士がよければそれで問題ない。

でも、ぬいぐるみのテッドも35歳の大人でマリファナをやったり女遊びもやる。無茶苦茶な生活をしているけど、ぬいぐるみだから許されてしまう。恋人同士がデートから帰ると、テッドは女性4人を呼んでよろしくやっている。さらに、ジョンがぬるぐるみのテッドとつるんでいて自分を大切にしないので、ロリーは怒ってしまう。自分を選ぶのかテッドを選ぶのか詰め寄って、テッドに部屋を出て行くようにさせるのだ。

資格があるわけではないので、手っ取り早くスーパーのレジ係の面接を受ける。すると、採用されてしまう。精神的に病んでいてぬいぐるみに依存しているわけではないので、ジョンの自立は自覚を持てばできるはずだ。下ネタが面白くて、テッドを誘拐する親子もうまく出てくる。ほとんどストーカーみたいなやつらなので、テッドには災難だった。

フラッシュゴードンの登場も笑えた。ほんとうにR15でいいのかと思うくらいだった。永遠に別れてしまうのかと思ったけど、ハッピーエンドで安心した。有吉弘行の吹替もいい。初デートのカップルはやめておいたほうがいい。下ネタ満載なので。ゴロゴロ。

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