アイアンマン3

「アベンジャーズ」で大活躍したアイアンマンが、人並みに悪夢にうなされて本拠地を失う大ピンチに陥る。パニック障害の発作まで起こす状態になって、最強の敵に立ち向かう様子を描いた大作だ。時間の都合で2Dで見た。自分の身体を酷使して正義の味方として戦い続ければ、いつか疲れてしまう。誰でも精神的にダメージを受けることがあるけど、それを克服するのに大変に上手な方法を使っているのが参考になった。攻撃を受けても身代わりになってくれる存在があれば、本当に助かる。悪者も結構偽装しているので、両方とも同じということだ。元々人間は純粋だったというメッセージはなかなかいい。

身体を酷使しすぎたトニー・スターク:アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)は、イライラして悪夢にうなされていた。医者に診てもらうと、パニック障害の発作が起きていると言われてしまう。もうそうなると、金持ちの個人に国の安全を確保してもらうのは懸命ではない。政府は、トニーの技術を用いて空軍中佐であるジェームズ・ローディ(ドン・チーゲル)をアイアンマンの代役をさせる。

アイアンマンになり立てのころ、アルドリッチ・キリアン(ガイ・ピアーズ)という若者をホテルの屋上に待ちぼうけさせた。それが原因でキリアンは、だんだん人が変わり自分の研究を悪の道に使うことを考え始める。キリアンが研究していたのは、脳の未使用なシナプスを活性化して人間に特殊な能力を持たせるものだった。そのとんでもない研究は、人間の身体自体を高熱にして爆破させるものだった。

そんな事件が起きている最中にトニーはマスコミの誘導で自宅の住所を言ってしまう。それを知ったテロ組織の首謀者マンダリン(ベン・キングスレイ)は、トニーの自宅をヘリによるミサイル攻撃で破壊する。恋人のペッパー(グフィネス・バルトロー)もその場に同席するが、命は助かる。トニーはアイアンマンのスーツで脱出して、テネシー州の田舎町に不時着する。テネシーでは少年の助けを借りて、壊れたスーツの修理に取り掛かる。

身体が溶けた鉄のようになるキリアンたちは、大変に強い。鉄でできているアイアンマンを溶かしてしまうのだから、なかなか難しい戦いが繰り広げられる。トニーは遠隔操作の応用で、自分の分身も作っていた。ペッパーが囚われの身になって絶体絶命のときに、数体のアイアンマンが助けに来るシーンがたまらない。空を飛ぶシーンや部品が装着されるシーンなどは、3Dで見たかった。エンディングクレジットのあとで、おまけの映像があるので席を立ってはいけない。

ベン・キングスレーの偽物ぶりにはすっかり騙されてしまった。
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