ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

「スター・ウォーズ」スピンオフシリーズの第2弾で、ハン・ソロの若い頃のエピソードを描いた作品だ。「エピソード4/新たなる希望」でハリソン・フォードを見た時にはずいぶん大人だなと思ったので、その前の若い頃の物語は非常に興味深く見た。ミレニアム・ファルコン号も出てくるし、ファンにはたまらない内容だった。登場人物もたくさんいるし、その後のシリーズに出るキャラもいる。それをしっかり確認しながら、物語が進んで行く。とても楽しい時間だった。

惑星コレリアで育ったハン(オールデン・エアエンライク)は無法地帯の状況から抜け出すために、幼馴染のキーラ(エミリア・クラーク)と脱出しようとする。でも、失敗して別れ別れになってしまう。帝国軍に一旦入ったハン・ソロは、大変な思いをして脱走することばかり考えていた。帝国軍といっても、戦闘服があるわけでなく軍規も曖昧なものだった。脱走に成功したハン・ソロは、ベケット(ウディ・ハレルソン)と仕事をすることになる。

放射性物質の略奪を試みるが、邪魔が入って失敗する。そして、依頼主のところに行くと、ギャングのボスでドライデン・ヴォス(ポール・ベタニー)と別れたキーラがいた。もう一度放射性物質を入手するように命令されたので、ハン・ソロは精製する前の鉱山に行くことを提案する。それには高速で航行できる宇宙船が必要だった。宇宙船を手に入れるためにランド・カルリジアン(ドナルド・グローヴァー)の賭場に行く。

チューバッカと巡り合ったエピソードや、ソロと名付けられた場面、悪友であるランドとの腐れ縁ぶりが面白い。またドロイド型のロボットが女性で、高性能なところもいい。最新の映像技術は、30年前のやつからは比べ物にならないくらいリアルだった。「自分以外誰も信じるな」というベケットの言葉が、最後まで生きている。

幼馴染のキーラが最後に交信するダース・モールは、確か帝国軍の使い手だったと記憶している。まだまだ、続編が数本できそうな物語の展開だと思った。この世界観でお話が進んでいくと、ワクワクドキドキが止まらない。本当に楽しい時間を過ごせた。よかったのだ。

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