ヲタクに恋は難しい

ふじたの同名漫画を福田雄一監督が映画化したラブ・コメディだ。ミュージカルみたいな雰囲気もあって、楽しい内容だった。ゲーム、腐女子、コスプレなどのヲタクがぞろぞろ出てくるし、コミックマーケットのリアル感が素晴らしい。また、二組のカップルがお互いに喧嘩をするシーンでは、放送禁止用語が飛び交う過激さもある。爆笑必死、華麗な歌と踊りも楽しい。この映画を見たら、元気になれることは間違いない。

高畑充希の歌、踊り、芝居の完成度が高さは見ものである。本当に芸達者で、愉快だった。中途入社で鳴海(高畑充希)は、幼馴染の宏嵩(山崎賢人)に出会う。元同級生あり、家も近いので子供の時によくゲームをして遊んだのだ。だから、お互いの好みをよく知っている。でも、鳴海はヲタクであることを周囲に知られたくない。同僚たちにそれを隠そうとする仕草は面白すぎる。

いっそのこと二人が付き合えば秘密を共有できると提案されて、鳴海は宏嵩と行動をともにするようになる。でも、ヲタク同士なので、普通の恋人みたいな付き合いにならない。それがまた面白くて笑える。鳴海は、会社では怖い上司樺倉(斎藤工)についてくのが、精一杯になる。厳しい上司であったけど、酒の席で二人きりになったときに悩みを打ち明けられて、打ち解ける。

一方、宏嵩もバーで飲んでいると会社の先輩の花子(菜々緒)から絡まれて困ってしまう。そんな物語の途中に、ミュージカルパートがあり楽しい。歌も本格的で踊りもなかなかだ。なんといっても、花子が宏嵩を連れてコスプレさせていたところに、鳴海と樺倉が遭遇する場面が面白すぎる。お互いに付き合っている同士だとわかり、花子と樺倉が放送禁止用語を言い合って喧嘩する。

しっかりと、ピー音が入るけど、なんと言っているかわかる。爆笑のハッピーエンドで気分爽快ストレス解消なのだ。楽しい映画だった。

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