クマは火薬の音が苦手です
これは、散歩から帰ってきた直後のフーちゃんの顔だ。眉間にしわを作って、ちょっとナーバスになっている。すぐ目の前の高校からは、陸上競技のピストルの音がパンパン聞こえている。
散歩の出だしは、絶好調だった。とらごろさんの膝に乗り、タックルを何回もしてきた。大喜びで出発した散歩は、半分を経過した時点で事態が急変した。
陸上競技のピストルの音が「パンパン」したのだ。すぐにUターンしたフ茶の介は、来た道をそのまま帰った。そして、自宅の中に入りたいしぐさを見せた。でも、おやつを食べると少し我にかえった。やっぱり、クマは火薬の音に大変な警戒心を持っているのだ。ゴロゴロ。
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