石川遼選手の4日間のスタッツを見たら、優勝も当然の内容だった。それでも本人は満足していないらしい。
日本ゴルフツアー機構、ゴルフ日本シリーズJTカップで石川遼が優勝した。解説の青木功プロが言っていた内容で、「アドレスに入ってからすぐに打つようにしたのがいい」というのがあった。今まで迷っている感じがあったけど、それがなくなってきた。
それとゴルフダイジェストオンラインでは、クラブを飛行線方向にかかげて片目をつぶるのがある。
「考える…というのではなく、どう体を動かして、どういう打感で打っていくか。どういう球を打っていきたいのかを右脳で意識する」ということを、その動作中にやっているのだという。
13番でバーディーを取ったときに、リーダーズボードを見て藤本佳典に3打差に迫られてあせったらしい。16番17番でバーディーを取って-14として、2位に5差をつけて優勝した。
スタッツを調べてみたら、フェアウェイキープ率が64、71、50、71%と凸凹していた。ところが、スコアは-2、-2、-7、-3とフェアウェイキープ率にあまり関係ないのがわかる。
4日間を通すと、平均ストローク68.55(1位)、平均パット数1.7119(3位)、バーディー以上22(1位)、パーキープ率88.89%(2位)、パーオン率81.94%(1位)、フェアウェイキープ率64.29%(12位)と抜群の数値を出している。
テレビで見ているホールでは、一番ティーショットが安定していた。アメリカではこの内容では勝てないと言っているらしい。国内で7試合に出場して2勝して賞金ラキングは6位だ。これで、来年から国内シード権3年を獲得した。ますます、来年が楽しみになった。
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