西郷どん 40回 波乱の新政府
西郷どんを見ている。40回波乱の新政府だ。
明治2年西郷家に引き取られた。
大久保は藩をなくす方策を取ろうとする。
久光のところに、大久保と岩倉がやってくる。久光は岩倉の上京するようにという言葉に、はっきりと承諾しないで咳をして具合が悪いとごまかす。恐れ多くも天子様のお言葉であるぞと岩倉が怒る。
岩倉は仮病だと主張して怒りが収まらない。日本全国の藩を取り潰そうと考えている。明治新政府は財政難に陥っている。
税金を徴収するために、藩をなくすしかないのだ。旧体制の藩が残っていては、中央集権体制はできないのだ。
天子様を守るために税金を集めることにしたらどうかと隆盛が言う。
民を守るのがポリスだと教えられる。国を守るのが軍隊だろうか。
久光は大久保から天子様の言葉を聞くとは思わなかったと怒り出す。まだ殿様だと思いこんでいるのか。私は島津家ではなく、天子様にお仕えしているものです。新政府の中で久光様の位を用意しております。久光は現実が受け入れられない。
隆盛は、子供に勉強して自分が何をすべきか考えろと教える。隆盛は熊吉を連れて上京した。
大久保邸で、三条実朝らが集まっている。毎日こんなごちそうを食べているのかと聞く。急な取り潰しは反乱を招くというものもいる。
おゆう(内田有紀)がいた。これが政府の実情だと大久保が言う。簡単に藩はつぶせないと隆盛が言うが、大久保はゆっくりしていられないと言う。
大久保の子供がいる。
ご新兵を発足する。各藩から若者がやってくる。
政府内では廃藩置県を早く施行しないのかと喧々諤々の議論が行われる。西郷は質素倹約を行うべきだと言う。
会議の参加者は料亭の仕出しを食べている。
夜は、宴会をやっている。
大久保が西郷の家にやってくる。
隆盛はあばら家に住んでいる。なんで足を引っ張るようなことをするのかと大久保が言う。
政府内で私服を肥やす役人がいるようではこまる。
そんなことはきれいごとだと言う。列強に舐められないようにするためだと大久保が言う。
吉之助さと頼むぞと大久保が言って帰る。
大久保邸に、木戸孝允が呼ばれる。他の勢力に主導権を奪われます。私に手を貸してください。
数日後、勅が出る。勅書を賜ってからすぐに実行するとはどういうことだと言い出す。
ご新兵は西郷くんが指揮を取ってこそ、動くのではないかと言い出す。西郷がいなければ、勅書は出ないと言う。
私はお主が来てくれただけでいい。
御親兵とて同じだ。みんなで力をあわせないといけない。8000の魂が乗っているのだぞ。別れ別れになってはいけない。
もう一度どうかお頼み申し上げますと西郷が頭を下げた。
西郷に頭を下げられてはどうしようもない。
やっと心を決めたと隆盛が言う。大久保は「おれは間違っていたのか」と聞く。「おはんは思った通りにやればいい」と隆盛が大久保に言う。
明治4年7月14日、廃藩置県が実行された。
千葉県船橋市で御親兵が訓練を行った。近衛兵は薩摩、長州、土佐の兵が集まっていた。習志野と名付けられた。習志野には駐屯地や陸軍学校ができる。
関連記事