アベンジャーズ/インフィニティーウォー

マーベルコミックのヒーローたちが登場するアベンジャーズが、最強の敵サノスを倒すために総動員で戦うアクション超大作の第3弾だ。わては全部のキャラを知っているわけじゃないけど、だいたいわかる。アイアンマン、重たいハンマーを武器にしているソー、緑色の巨人に変身するハルク、キャプテン・アメリカ、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、ブラック・パンサー、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のメンバーくらいだろうか。まあ、すごい対決を繰り広げる。結局サノスは6個の石を手に入れてしまったのだろうか。続編が絶対あると思うけど、どうなるのかさっぱりわからない。

宇宙誕生はビックバンで起きたと言われている。ものすごい爆発で物質の体積が膨張して、広がったらしい。そのときに、なんでも強大な力を秘めた6個の石が宇宙各地に広がった。その6個をすべて集めると、指を鳴らしただけで全宇宙の半分の生命を滅亡させることができるのだそうだ。サノスの言い分は限られた空間で人口が増えすぎて、環境が悪化している。だから、人口を半分にすれば残りのものが幸せに暮らせるというのだ。

なんだか神様みたいなことを考えているやつなのだけど、普通の考えではない。ところが、ヒーローたちが人類のために戦っているのを見ているうちに、肝心の人類が見えてこないのだ。登場するヒーローが多すぎて、普通の人々を描く暇がないのだ。だから、大勢のヒーローがわがままな悪者によってたかって戦っているように見える。特にサノスが娘だとして小さい頃から育てた女性を崖から落として犠牲にするシーンから、なんだか微妙に思えてきた。

サノスの言っている犠牲を払って、全生命を半分にするという使命感が崇高な感じがしてくるのだ。これはわてがおかしいのかもしれない。アベンジャーズたちは本当によく戦っている。道具を作る惑星まで行って、ソーのために大きなオノみたいな武器を作る。そして、ブラックパンサーの住むアフリカで最終決戦を行う。ものすごい戦いである。

それで勝ったのかいうと、どうも両方にダメージが及んだみたいなのだ。サノスも一人きりになってしまうけど、残されたアベンジャーズもどうやらダメージを受けてしまった。これではどっちが勝ったのかわからない。一体続編はどうなるのか、予想もできないのだ。だいたい続編が作れるのかどうかもわからない。かなりのショックを受けてしまった。

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