スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

1977年に第一作が公開されて42年、いよいよ伝説が終わりを告げるときがきた。ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の三部作、その父のアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベーダー)の三部作、ベン・ソロ(カイロ・レン)の三部作というふうにまあ分類できる。レイ(デイジー・リトリー)がいよいよカイロ・レン(アダム・ドライヴァー)と対決することになる。ファースト・オーダー(帝国軍)とレジスタンスの最終対決であるし、ジェダイと暗黒面との対決である。その結末はあまりにも劇的で悲劇的で壮絶であった。

これだけやってくれれば、40年のファンは大満足した。レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)は将軍として健在で、若い者たちの奮闘ぶりを見守っている。自分の息子であるカイロ・レンの非道ぶりには参っているけど、どこかに心配している気持ちが隠れている。そして、暗黒面の親分というとダース・シディアスすなわちパルパティーンが生命維持装置みたいなやつをぶらさげて存在している。これが生きていると言えるのか、ちょっとわからないけど、後に動いているから生きているらしい。

パルパティーンは非常に複雑に時空を飛び越えていかないと行けない秘境に隠れており、そこへ向かう道標が必要になる。そのナビをしてくれるやつを探し回る。なかなか見つからないし、一つとは限らないという不思議な存在だ。

あまり書いてしまうとネタバレになるので、ここらへんにする。ファースト・オーダーはレジスタンスを追い込むときに仲間が全然いないと見せかけて攻めてくると何回も言われる。ということは、レジスタンスには必ず仲間が存在するし、一人ぼっちにはならないという逆の意味に取れる。そして、暗黒面に落ちたやつは一人寂しく滅ぶのだ。

何を取っても、満点の映画です。ぜひ劇場で。

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少しネタバレ、パルパティーンが生きていて孫がレイだとはびっくり仰天ですじゃ。ということは親のどちらかが子供ということになるよね。それと、レイが最後に名前と尋ねられてレイ・スカイウォーカーと名乗るのだから、どうなってしまうのでしょうか。ディズニーがバックについてから、なんか安心感というのがあるし、意外性がないとも感じるのだが。ゴロゴロ。


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