ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!
リュック・ベッソン製作・脚本で、米海軍特殊部隊ネイビーシールズのならず者チームが繰り広げるとんでもないアクション映画だ。これはシリアスな内容かと思ったけど、たぶんにコメディ的要素が入っていた。娯楽アクションという感じだ。第2次世界大戦のときにナチスがフランスから強奪した金塊を、取り戻すという内容である。戦車、ヘリコプター、戦闘機、潜水などあらゆる要素が盛り込まれているので、楽しい。
1995年のサラエボ、NATO軍が駐留して治安維持を行っているけど、セルビア人と対立している。最初の敵の将校を拉致して連れてくるミッションでは、敵の戦車を奪って街中を暴走して派手にぶち壊して逃げてくる。指示では密かに連れてくるというものだったので、上司の少将(J・K・シモンズ)からは大目玉を食らう。まあ、一応任務を完了したので、一杯祝杯をあげる。
でも、色男のスタントン(チャーリー・ビューリー)が懇ろになっているララ(シルヴィア・フークス)から湖の底にナチスの金塊があることを打ち明けられる。そして、祖国のための基金を設立したので協力してほしいと頼まれる。つまり、ナチスの金塊を紛争地帯から奪還して、その基金を助けてほしいという内容だ。これを断ったら、男がすたるというものだ。
リーダー、色男、数学の天才、調達屋、重火器の専門家らが揃っている。最初は数日間かけて湖の底を探す予定だったけど、上官の少将が何か企んでいると察知して、36時間後に帰国しろと命令してきた。一旦諦めかけて、再び方法を考えて決行することになる。よくもそんなことを考えたもんだと驚いてしまう。
妨害するセルビア人もいて、白熱する。27トンの金塊(3億ドル)を一晩で盗み出すというのだから、すごいことなのだ。現地のウェイトレスをしていたララがしっかりとしているので、なかなか大したもんだと思う。物語の締めくくりが爽やかで、気分がいい。星3個。
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