とらおかん85歳が、新しい風呂のシャワーを使えません。なんとか使えるようにしてやりたい
とら家は昨年の夏に台所、洗面所、お風呂、トイレ、玄関をリフォームした。
とらおかんは新しい設備にあまり慣れていない。トイレはもちろん一人でできる。
最近玄関の鍵を外から締めることができるようになった。真ん中の鍵穴に差し込むと、それだけで鍵が閉まるのを知らなかった。
わても知らなかったので、それは仕方がない。
それまでどうやっていたかというと、右側の戸を締めて左側の戸から外に出てる。そして、左側の鍵穴にキーをさしてロックした。
そんなことをしなくても、真ん中にある鍵穴でいっぺんに閉まることをふたりとも知らなかった。
台所はシンクの高さが高すぎて、とらおかんでは使えない。だから、台所仕事はわてがやっている。
洗面所を使っているのも、わてだけだ。
問題はお風呂ですよ。とらおかんはシャワーが使えないのだ。昔のお風呂にはシャワーなんてなかった。去年の夏前にはシャワーがなかった。
年寄りはお風呂にたまっているお湯を桶に入れて、身体を流すもんだと思いこんでいる。
シャワーは水の勢いも調整できるし、少し待っていればお湯が出てくる。
でも、冷たい水が嫌らしい。
とらの介も、お風呂にいっしょに入って教えるわけにもいかず困っている。
夏にいちいちお風呂を沸かしていたら、もったいないことがわからないのだ。
シャワーでやったほうが、水の使用量が少ないと思う。
たぶん、できない理由はシャワーの出るやつをどこに置いたらいいかわからないためだと思う。でも、やっぱりできるようになってほしいもんだ。
とらの介は絶対に諦めないのだ。なんとかとらおかんにシャワーを使えるようにしてやりたい。ゴロゴロ。
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