ザ・プレデター
87年のシュワルツエネッガーの頃から見てきたけど、ずいぶん様変わりしてしまった。なんだかエイリアンみたいな感じというか、よほど地球が好きなのかとも思う。2010年に公開された他の星に連れて行かれるシリーズの続編らしい。プレデター一族の中にも勢力争いがあるようで、それに地球人が巻き込まれる物語だと思っていい。
プレデターの乗った宇宙船が地球に不時着する。特殊部隊のケイン・マッケナ(ボイド・ホルブルック)がプレデターの装置を入手して、アメリカにいる息子ローリー(ジェイコブ・トレンブレイ)に送る。プレデターとの戦いで部下を全員亡くしたので、ケインは収容所に送られることになる。息子は学習障害で、普通の子供とは少し違うけどコンピューターが得意である。父からの贈り物をプレゼントだと喜んで触っていたら、電源が入って起動する。
その装置が起動したことで、地球に来たプレデターを追っていたやつがやってくることになる。どうも、プレデターの仲間内でトラブルがあったらしい。収容所に送られるバスに乗った連中はならず者ばかりで、なんとか逃げ出したいと思っていた。ケインの息子が危ないとわかったので、バスから抜け出して力を合わせて救出に向かう。
息子のローリーが手に入れた装置は手につけると、戦闘能力がプレデター並になることができる。そして、透明になるボールもあった。敵は常に透明状態で襲撃してくるので、戦い方が難しい。でも、ローリーは相手の言語を解読することに成功して、何を相手が考えているかわかってくる。戦闘能力の高い父親と頭のいい息子が協力して、追手のプレデターと戦うことになるのだ。
次回作にしっかりとつながる終わり方をしたので、今後の展開が楽しみである。かなり強引な物語ではあるけど、まずまずの許容範囲だと思う。戦い方が見せ場になっているので、それを楽しみにしてほしい。それが嫌な方はこの作品には向かないかもしれない。主人公は絶対に生き残るので、大丈夫なのだ。星3個。
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