ゴジラvsコング

ハリウッド版ゴジラシリーズの第4弾となる作品だ。前のシリーズの内容は忘れているけど、問題ない。コングは人間の少女ジアと手話で意思疎通ができる。つまり人間の考えを伝えることができる。それに対して、ゴジラは人間とは意思疎通ができない。本能のまま暴れまわるのだ。自分の敵にはとことん、戦う。

ゴジラがフロリダに出現して暴れたので、なんとかしないといけないとなる。離れ小島にいるコングを空母に乗せて、アメリカ本土に連れてくる。すると、コングを目指してゴジラが出現して空母の上で殴り合いをする。それは迫力満点だ。

それがいつの間にか、コングは南極の大きな穴から地下世界に送られる。地下には重力が反転して、地上とは全く違う世界があった。その世界の頂点にいたのは、コングだったのだ。コングは自分の故郷に帰り、専用の斧を持ち帰る。

戦いの舞台は香港になる。香港でゴジラとコングが戦っていたと思ったら、メカゴジラがすごい力を発揮して二匹に襲いかかる。共通の敵となったメカゴジラに、コングとゴジラが共同戦線を張り対抗するのだ。

小栗旬の役はスケールダウンされてしまい残念だった。映画館の大画面で怪獣が戦うのを楽しみたいなら、おすすめである。それ以外で楽しかったのは、地下世界の描き方だ。よくもこんな設定をさもありなんの描写で表現したものだ。

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