コーヒーの地産地消は無理かな

とらちゃん

2011年05月24日 00:15

3回か4回来ているのに、とらごろさんはこの「コーヒーノキ」に気がつかなかった。あんたの目は節穴だったのだ。モコカフェさんでこれを見つけた。

コーヒーノキは、アカネ科コーヒーノキ属の総称でアフリカ大陸中西部からマダガスカルに野生種が現存する。人間の歴史と同じくらい古い植物で、古代には薬として使われた。詳しい解説は、wikipedia(コーヒーノキ)やUCCの「コーヒーの木すくすく部」に任せるとして1本のコーヒーの木で考えたことを書く。

コーヒーノキは、赤道の南北にある「コーヒーベルト」と呼ばれている地帯で栽培されている。そこでも、火山地帯や高地や台地などが栽培に適している。低温が苦手で多雨を好むけど、水はけが悪いのは苦手だ。

ということで、モコカフェさんの温室は絶好の条件なんだ。花が咲いているのは一日くらいしかなく、9ヶ月くらい収穫までかかるという。品種改良が盛んに行われて、病気に強く味のいい品種が多数できている。コーヒーノキ1本では、カップ1杯分くらいしか豆ができないとは思う。

ほいでもさ、温室で育てたコーヒーノキから豆と収穫して焙煎してコーヒーが飲めるとしたら、おもしろいと思う。生の実から芽が出てくるそうなので、増やせたらおもしろいな。ゴロゴロ。
実際にコーヒーの収穫は、手で摘み取る農園やバタバタ実を落下させて集める農園がある。高級品はもちろん手で取る。そこは、お茶と同じなのだ。コーヒー豆の値段は最近上昇している。ブラジルが最大の生産国である。そのブラジルでの消費が増えていることや他の消費国も増えている。また、コーヒーではなくてトウモロコシに転換する農園もあって大変なんだそうだ。

コーヒー豆は60kgの麻袋に入って輸入される。その袋を見れば、色々なことがわかる。生豆60kgあっても、焙煎すると50kgくらいになるだろうか。焙煎した直後の豆は200度くらいあるので、すぐに冷やす。グルグルかき回して、空冷で冷やす。それから、すぐに粉にするか焙煎豆で保存するかは製造業者のノウハウになる。なんてね。

posted by (C)とらちゃん
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