ブロッコリーの花、アブラナ科の植物
緑の蕾を食べるブロッコリーをこんなふうに花を咲かせてはいけない。アブラナ科アブラナ属のブロッコリーは、キャベツの仲間の野菜だ。
ブロッコリーは花茎にできる。キャベツは葉の状態を収穫する。カリフラワーは、白い蕾の状態を収穫する。ブロッコリーは、緑色の蕾を収穫する。
ダイコンも同じ仲間だけど、根が太くなるように改良された品種だ。花が咲くまで大きくすると、商品価値がなくなる。野菜の品種は、多くの歳月と手間を費やして増やされてきた。
原色日本植物図鑑草本編(Ⅱ)離弁花類北村四郎・村田源著を調べてみた。あぶらな科Cruciferaeと書かれているけど、新しい説ではBrassicaceaeと呼ばれている。
花弁は2片が2つに分かれたと考えられている。葉は互生、托葉はない。雄ずいは2+4、雌ずいは(2)で子房上位。この意味はわからない。
さて、350属、2500種がある。主として北半球の温暖帯に多いが、中でも地中海沿岸地方から西アジアに原産となっている。
栽培品種が多くあり、ダイコン、カブ、カラシナ、ハクサイ、キャベツ、メキャベツ、セイヨウアブラナ、ウマダイコンなどがある。
地中海沿岸からの帰化植物として日本に入ったものもある。地中海沿岸から北アメリカをへて、北アメリカから入ってきたものもある。ノハラガラシ(ヨーロッパ)、アマナズナ(ヨーロッパ)、ナタネハタザオ(ヨーロッパ)、以下省略なのだ。ゴロゴロ。
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(C)とらちゃん
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