消えた18億円、クローズアップ現代ぷらす
コンビニのATMから18億円が一斉に引き出された事件が起きた。全国にネットワークが広がっており、誰がどこにいるのかわからない。
暴力団が振り込め詐欺グループが結託して、臨時に組まれたグループだという。
海外の顧客のデーターをどうやって入手したのか。海外の銀行のカードデーターを500万円で買わないかという話も過去にあった。
振り込め詐欺グループでは、だし子と手配の役割が別れている。暴力団は、地域ごとのだし子の手配などを個々でやったらしい。
南アフリカの顧客データを不正に入手した。ハッキングで漏洩した。ハッキングをビジネスとして行うグループがいる。
脆弱なコンピューターを探してあちこち探している。それが、たまたま南アフリカの銀行だった。
ハッカー集団と暴力団や振り込め詐欺グループを結びつけるブローカーがいるはずだ。
現在捕まっているのは、だし子だけだ。
日本社会の落とし穴が見えてきた。急増する外国人観光客に対応するために、いろいろな海外発行のカードでの引き出しが可能になっている。
街中に数多く存在するコンビニのATMの利便性が狙われたという。一度に引き出せる金額も20万円くらいと多いのも弱点になっている。
いまも弱点となっている磁気カードがどんどん発行されている。ICチップのカードはなかなか普及していない。
UCSカードでもこれから発行するのは、ICチップ化されるという。読み取り装置もIC化されないといけないので、簡単ではない。
まず、自分の財布の中を見て磁気カードがどのくらいあるか把握する。
そして、ICカードに順次変えていくのが大切だ。クレジットカードを何枚も持つのは、危険だということだ。
関連記事