ザ・コンサルタント

とらちゃん

2017年01月29日 22:07

ベン・アフレックが天才的な会計士にして凄腕の殺し屋という役どころで活躍する作品だ。主人公は自閉症で他人とコミニケーションがうまくできない。子供の頃から問題がわかっていて父親が世の中をうまく渡れるように鍛え上げていた。そのおかげで彼は危険な仕事もこなしていく。普通の自閉症ではうまく対応できないかもしれない。でも、彼らのケースは究極の成功例と言えるだろう。ゴルゴ13みたいな感じだった。

父親は転勤が多い軍人だ。自閉症の兄は落ち着きがなく、両親は子育てに苦労する。父がスパルタ的な教育をしていくと、母は離婚して出ていく。父は兄弟を軍隊的な訓練で体を鍛え、それぞれの得意な面を伸ばしていく。その結果、クリスチャン(ベン・アフレック)は会計士として成功して、裏社会の会計処理を仕事にしている。その副業で殺し屋もやっている。他人との交流が下手なので、口が硬いから信用されている。

アメリカの田舎町で会計事務所を運営している。クリスチャンに大手企業の財務調査の依頼が舞い込む。その会社の経理担当ディナ(アナ・ケンドリック)が会社の財務状況に疑問を持ったのがきっかけで、専門家に話が回ってきた。さっそくクリスがその会社に行く。過去10年間の書類を全部プリントアウトして持ってきてくれと頼み、翌日から調査を開始する。クリスの能力は依頼者の想定を超えており、本当に粉飾決算の仕組みを解明する可能性が出てきた。
経営者はおなざりの検査をして丸く収めようとしたらしく、クリスとディナは命の危険にさらされる。つまり、殺し屋が始末しようと追いかけていく。政府の高官も謎の会計士に関心を持っており、専属のスタッフを囲い込んで調査をさせる。FBIを使って謎の会計士を探し始める。

クリスチャン・ウルフはピックアップトラックに乗り、トレーラーハウスに仕事道具を隠していた。つまり、いつでも移動できるように用心しているということだ。自分自身が育った施設に多額の寄付もしている。つまり、お金には全然困っていないのだ。殺し屋とFBIに追いかけられても、しっかりと逃げおうせいないといけない。

ラスト近くのネタバレはしないけど、途中から予想できるものだった。シリーズ化はしないかな。星4個。

トラックバック URL
http://torachangorogoro.blog.fc2.com/tb.php/358-83355092
関連記事