GODZILLA 怪獣惑星
「シン・ゴジラ」で人類の前に立ちはだかったゴジラは、旧シリーズのやつよりもエネルギーの放射が格段にあがっていた。人類が駆逐するのは難しいと思った。そしたら、アニメでその続きの物語を作ってくれた。まず、原子力爆弾を何個分のエネルギーをお腹の中に持っているみたいなもんだ。攻撃を受けても自然に治癒するというのだから強敵だ。人類はゴジラに地球を破壊されて、住めなくなる。そして、地球外生物もやってきてゴジラと戦うが倒せない。
この当たりは省略されているのか、別のアニメがあるのか知らない。人型の地球外生物といっしょになって人類は地球を脱出し、生存可能な星を探す旅に出る。でも、そんな都合のいい星はない。20年も旅をしたけど、食料などが足りなくなる。そこで、地球に戻ることになる。ここの経緯は色々あって、一悶着する。
やっと地球にたどり着くけど、地球時間では2万年も経過していた。2万年の時間で、地球は人類が生存していた環境ではなくなっていた。ゴジラが住みやすい環境になっており、ゴジラの遺伝子が植物にも影響を与えてしまっている。鳥は翼竜みたいになっていた。ゴジラという存在は地球をわが物にしており、人類がよそ者という存在になっている。ゴジラのすごいのは、地球上のすべてを自分の仲間にしてしまったことだ。
人間たちはゴジラがシールドで身体を守っていることを突き止めて、それが弱くなる一瞬を狙って攻撃しようとする。つまり、シールドの発生源を潰せば勝てるのではないかと思い込む。見ている観客もそれでやっつけることができるのかと思った。未来の兵器はスピード感にあふれており、威力もある。そして、分析力もすごい。
でも、ゴジラは人間の予想を超えた存在だった。やっつけたと思ったら、その数倍の治癒力で復活するのだ。さらに、驚いたのはどうも人間の生き残りがいるみたいなのだ。2018年に次作が公開されるとエンディングクレジットの最後に表示された。どういう結末になるのか楽しみになった。そのためにも、必見の映画だと思う。
アニメだからといって、ゴジラの怖さは小さくなっていない。むしろ、大きいと思う。星5個。
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