日本ゴルフツアー選手権、竹谷佳孝優勝。イサンヒ2位。プレーオフは幻に

国内男子プロゴルフツアー(日本ゴルフツアー機構)、日本ゴルフツアー選手権森ビルカップが宍戸ヒルズカントリークラブで最終日を終えた。竹谷佳孝は8バーディー4ボギーの68でまわり、トータル-17になった。18番をホールアウトしたときには、イサンヒも8バーディー1ボギーで-17になった。プレーオフになるのかと思ったら、イサンヒが11番でグリーン面に触ったという裁定がくだされて2打罰を加えられて、-15の単独2位になった。

NHK総合テレビでその問題のシーンを何回も流されたので視聴者はわかっただろう。サンスポコムによると「視聴者から指摘があった。」という。ロングパットがオーバーしたので、マークをしてボールを取り上げた。イサンヒは、ゴミを拾うような仕草をして指でグリーン面を押さえつけるように3回触れてしまった。手の甲でグリーン面をはらっているような動作に見えた。本人はゴミを拾っただけだと主張したけど、競技委員全員の意見で罰則が加えられて、プレーオフはなくなった。サンスポコムから引用する。

問題は11番グリーン。ボールをマークし、ライン上の砂を払うようにした後、右手の指を地面につけた動作が規則で禁じられている「押さえ付け」と判断された。ツアー初勝利に迫っていただけに納得できない様子で「小石があったし、ルールは分かっている」と語った。


小石があったら、競技委員を呼ぶべきだった。競技委員はちょっと大げさかな。でも、グリーン上にある小石とは砂のことか。インペディメントという言葉で呼ばれているやつだ。

落ち葉や芝カスを拾うのはよくプロがトーナメントでやっている。でもグリーン面に触れないように注意してやっていると思う。イサンヒ自身もルールを理解していたというけど、テレビで録画されていては仕方がない。紛らわしい行動は、しないのが一番だろう。

追記6月24日、その後ネットや動画で調べなおしてみたらイサンヒ選手のボールとカップの間にはスパイクマークがあった。テレビで見ていてふと気がついたけど、確信が持てなかったので書かなかった。東京ゴルフギア旅団さんも書いておられる。スパイクマークを抑えるための動作だったというのが本当かもしれない。

1位 -17  竹谷佳孝
2位 -15  イサンヒ
3位 -12  谷原秀人
3位 -12  ジャン・ドンキュ
5位 -10  ピーター・マークセン

竹谷佳孝選手には、5年間のシード権とブリジストンインビテーショナルとHSBCチャンピオンシップへの出場権も獲得した。
賞金ランキングは、

1位 ジャン・ドンキュ   4370万円
2位 小田孔明       4079万
3位 宮里優作       3537万
4位 手嶋多一       3487万
5位 岩田寛         3358
6位 岩屋佳孝       3339
7位 金亭成         3041
8位 藤田寛之        2757
9位 松村道央        2604
10位 ジュヴィック・パグンサン 2394

全英オープンへの参加は、小田孔明と宮里優作が権利を得た。
すでに参加資格を持っているのは、松山英樹、小林正則、金亭成、岩田寛、呉阿順、塚田好宣、張棟圭(ジャン・ドンキュ)、J・パグンサン、近藤共弘、金亭泰、K・アフィバーンラトだ。



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