タッカーとデイル史上最悪にツイてないヤツら
YouTubeの無料映画で見た。「タッカーとデイル史上最悪にツイてないヤツら」で、原題は「Tucker and Dale vs Evil」。2010年のホラー・コメディ映画だ。監督はイーライ・クレイグ。最高に面白い映画だった。映画批評家の評判もいいらしい。
テレビリポーターとカメラマンがある廃墟にやってくる。その三日前、気の良い男性二人組が別荘を手に入れて、車にボートを積んでやってきた。タッカー(アラン・デュティック)と、デイル(タイラー・ラビン)の二人だ。デイルは劣等感の塊で、優しい力持ちだ。タッカーはデイルの親友で、いつも励ましていた。途中のお店で大学生のグループに出会うけど、凶悪な人間だと思い込まれてしまう。
夜になって、大学生グループはキャンプをしており、湖に泳ぎに行く。タッカーとデイルは釣りをしていた。一人の女学生アリソン(カトリーナ・ボウデン)が岩の上から飛び込むけど、頭を打って浮かんで来ない。タッカーとデイルがアリソンを助けていると、その様子を見た学生たちが誘拐されたと思い込む。アリソンを別荘まで連れて行って、手当をしたデイルは、朝ご飯を持ってくる。
一方、アリソンを誘拐されたと思い込んだ学生たちは、救い出そうと攻撃的になってやってくる。片方が敵意を持っていて、片方は親切で介抱している。その落差で笑いが生まれる。大学生たちは枯れ木に刺さったり、チップソーに飛び込んだりして自殺するように死んでしまう。リーダー格のチャド(ジェシー・モス)だけは、アリソンに好意を持っており、執念深く最後まで生き残り、タッカーとデイルとアリソンに復讐しようとする。
でも、結局は真心を持って人に接し、自信を持って行動した人間が生き残るのだった。タッカーは病院のベッドで目を覚まし、デイルとアリソンはボウリングをしている。面白かった。
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