ナンキンハゼ
これは、今日フーちゃんと散歩をしていて見つけた。どこかで見たことがあると記憶している。
自分のブログを検索してみたら、やっぱり
記事をしっかりと書いていた。雌花、雄花、実と詳しく書いているのに、ほとんど忘れていた。
これはナンキンハゼという落葉高木だ。トウダイグサ科シラキ属の植物だ。実を鳥が食べて、河原や空き地などで若木が出ているのが見られる。
葉の形が団扇の先端で尖った感じで、特徴的だ。花が咲くまでにはある程度大きくならないといけない。葉は秋になると紅葉して落ちる。
一番最後に樹上に実が残る。それが落ちて、靴で踏むとベタベタする。
雌雄同株で、この写真の黄色い総状花序が雄花で、その根本に雌花が数個つく。雄花は落下して、雌花は緑色の実に変化する。
冬には茶色にはぜて、白い蝋状物質に包まれた黒い種が出てくる。外から見ると、黒い種はわからない。地面に落ちたやつを調べると、入っているのが見られる。ベタベタするので、手で触らないほうがいい。このベタベタは、昔ロウソクを作るのに使われた。
種は有毒なので、注意が必要だ。ゴロゴロ。
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