脳がないクラゲでも眼で見て捕食する

本日の朝日新聞夕刊で、「コペンハーゲン大のチームが『ハコクラゲ』の上部レンズ眼の働きを発表した。それによると、マングローブの枝を水中から見ることができる」という記事があった。わてはそもそもクラゲという動物について詳しく知らなかった。クラゲやイソギンチャクなどの腔腸動物の中の刺胞動物には、神経系統を統括する脳がないそうだ。ただ全身を神経組織が覆っているので、何かの刺激には反応する。ヤフー知恵袋「クラゲには脳がないの」参照。

Science Direct Current Biology「Box Jellyfish Use Terrestrial Visual Cues for Navigation 」を読んでみると、Box Jellyfish(ハコクラゲ)が4種類の眼を合計24個持っているという。視覚的刺激に反応することはわかっていたが、8m以内の距離のマングローブを水中から見ることができるという。ハコクラゲは、マングローブがよく繁っている下にとどまっていることで、甲殻類などの動物性プランクトンを食べることができる。ヤプログのサイエンス参照。ゴロゴロ。



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