ミッション・インポッシブル/ファイナル・レコニング
『ミッション・インポッシブル/ファイナル・レコニング』を公開初日に見てきた。もうお祭りなのだ。歳を取っているはずなのに、アクションはどんどん過激になっていくトム・クルーズのやる気には、本当に感動する。物語もいいし、世界各地を巡るロケーションもいい。沈んだ潜水艦の中に潜り込み脱出するというとんでもないことをやってのける。飛行機に捕まって操縦席を奪い取り、他の飛行機に乗り移りその操縦席も奪う。お腹いっぱいのことなのだ。
IMFのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、大統領エリカ・スローン(アンジェラ・バセット)の前で、過去のやってきたことを説明されている。CIA本部に忍び込んだり、クレムリンを爆破したり、要人たちにガス攻撃をしたりとさんざん無鉄砲なことをやって世界を救ってきたと言われる。そして、全世界のインターネットを支配しているエンティティという人工知能が、人類を壊滅させようとしている。それを救えるのは、この男だけだと説明される。
彼は、今回だけは僕を信じてくれと言う。でも、周りの会議参加者はとんでもないと否定する。大統領から許可をもらったイーサンは、さっそく任務を遂行しようとする。ルーサー(ヴィング・レイムス)はコンピューターの技師で、核爆弾の解除を担当してイーサンに未来を託して退場する。次に空母に乗せてもらって、オスプレイから海に飛び込む。そこに潜水艦が来てイーサンを救出するのだ。まあ、とんでもない無鉄砲をやっている。
潜水艦の中で潜水の仕方や減圧の注意点を教わる。一方、地上ではベンジー(サイモン・ペッグ)や泥棒のグレース(ヘイリー・アトウェル)、殺し屋のパリス(ポム・クレメンティエフ)らがアラスカにあるCIAの支部に向かっていた。そこには、泥棒の被害にあって飛ばされたウィリアム・ダンロー(ロルフ・サクソン)と妻がいた。そして、敵が襲撃してくるけど、協力して撃退してイーサンに沈んだ潜水艦の座標を伝える。
潜水艦の中に入ったイーサンは、魚雷の転がりで脱出が難しくなるがなんとか脱出する。仮死状態で浮上し、パリスに救われる。最後にはプロペラの双翼機の車輪に捕まってその操縦席を奪い、ガブリエル(イーサイ・モラレス)の飛行機に乗り移りそれも奪ってしまう。
主人公が退場したら映画が終わってしまうからたぶん大丈夫だと思うけど、本当に危ないシーンが連続してくる。是非劇場で体感して、没入感を味わってほしい。
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