西郷どん 36回 慶喜の首
西郷どんを見ている。
鳥羽伏見の戦いが始まった。幕府軍が大阪城から京都に向けて進軍する。
最後の手段や、あれの出番だと岩倉が言う。新政府軍は劣勢を強いられている。
錦の御旗だ。嘘とも誠ともわからない錦の御旗が掲げられて、新政府軍は攻勢に出る。
大坂にいる慶喜に戦況が逐一知らせられた。弟の信吾(錦戸亮)が倒れた。
旧幕府軍の中から寝返りの藩が出てくる。
慶喜は「世は戦う。世についてこい。」と言うが、慶喜は慶応4年1月6日に大阪城を抜け出して、江戸に向かった。
慶喜一行は嵐に会っていた。慶喜たちはなんとか無事に江戸城にたどり着いた。
江戸前のうなぎが食べたくて舞い戻ってきたのではないかと勝が言う。戦に負けたのも、みんなあなたのせいだと言う。
謝ればいいではないですか、と言うが、慶喜は「出て行け」と怒鳴る。「本当にいいのですね。私、いってしまいますよ。」と言い残す。
勝は、「哀れだね」と一言言う。
ウイリスという英国人の医者がやってきた。クロロホルムと使って、手術をした。新政府軍の兵士が大勢救われた。西郷信吾も命拾いした。
異人を京都に招き入れるために、天子様の前で頭を下げた。
信吾は江戸に向かう吉之助に連れて行ってくれと頼み、同行することになる。
駿府城に、新政府軍の陣地が置かれる。
慶喜が江戸寛永寺に謹慎しているからと、議論が交わされる。
江戸進軍は
寛永寺に勝安房守が訪ねてくる。どうするかと慶喜に聞く。こちらのほうが軍備はあるし、海軍もある。
「徳川を世界の笑いものにさせてなるものか。もし総攻撃をしたら、日本は終わる。」
山岡鉄舟がその話しを聞いていた。西郷吉之助殿にお目通りを願いたいと、山岡がやってきた。
勝安房守からの手紙を差し出す。江戸に来いという申し出だった。
お待ち下さい、最後の一兵になるまで戦わないといけない。今手をゆるめたら、終わってしまう。
今、ここで殺し合いをしている場合ではない。侍が主を信じられなくて、それは侍ではありません。
やめ、わかりもした。勝様にお会いしましょう。
東海道、東山道、北陸道から江戸を目指していた。
生島様ではありませんか。これで薩摩のお屋敷まで行ったかいがありました。
江戸城に吉之助が入る。そして、篤姫に会う。天璋院篤姫とは12年ぶりの再会だった。
京都市伏見区、城南宮に薩摩藩が陣地をかまえた。大砲4門が置かれて徳川側を待ち構えた。
妙教寺の柱には砲弾の穴がある。
薩摩藩の野戦病院になったのは、相国寺の塔頭の養源院だ。そこにイギリス人医師のウィリアムズ・ウイルスが西洋式手術を行った。日本人医師を助手にして、近代的医術の元になった。
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