居眠り運転防止装置、Sleep Buster(スリープバスター)

居眠り運転による交通事故が多発している。ディズニーランドに向かっていたバスが運転手の居眠り運転で、7名の乗客がなくなった。車を運転する人なら誰でも居眠り運転の可能性がある。そこでテレビのニュースでちょこっと紹介された装置を調べてみた。

ミシンで有名なJUKIが2012年2月から発売しているSleep Buster(スリープバスター)という装置がそれだ。これはどういう仕組みになっているのか、よくわからない。

商品の説明によると、自動車のシートにセンサーパッドを取り付ける。そこで、体表脈波を感知してゆらぎ解析をして眠くなる前に警報音を発生するというものだ。コントローラーをカーナビの横辺りに取り付けて、18秒ごとに身体の状態を判定するのだ。7段階で状態を表示して、集中力低下・眠気切迫・睡眠予兆と判断する。

安全な状態では笑顔のマークで出ている。集中力が低下してくると、「チャランチャラン、疲れていませんか」と教えてくれる。眠気切迫になると、「チャランチャラン、チャランチャラン、喝、喝、喝」とだんだん音が大きくなって教えてくれる。実際に動作音を聞くことができるけど、絶対に起きると思う。

この装置を開発したのは、株式会社デルタツーリングという東広島市にある会社だ。もともと1989年に金属プレス金型の製造会社として出発した。1997年に研究開発部門を設立して、産業用機械のロボットを開発する。ファクトリーオートメーションのことだ。製造ラインの効率化や搬送ロボットの開発に取り組む。

そして、座っていることすら忘れるというMu-lenドライブカーシートという自動車用の座席を2005年に発表する。その研究の延長線上で、2010年2月の東京モーターショーで睡眠防止シートを発表した。それが、今回のスリープバスターになったというわけだ。

ちなみに、JUKIでの希望小売価格は157,500円だ。1日24時間の使用で2ヶ月分のデータを蓄積して、別売りのソフトを使うと運転者のデータを解析できるという。これは、優れものだ。ゴロゴロ。

株式会社デルタツーリングミューレン楽天市場3Dシートここにはスリープバスターはありません。デルタツーリングの車用シートなどが販売されているのだ。



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