とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver

YouTubeの無料映画で見た。タイトルは「オミナス　サタン誕生」だ。原題は「Ominous」だ。悪魔憑きの映画だった。なかなか見応えがあった。よく出来たホラー物だ。2015年にテレビで公開された。夫婦と一人の子供の家族で、不慮の事故で子供を亡くしたときに謎の男が生き返らせてやると言われてそこから起きる物語だった。

マイケル（バリー・ワトソン）とレイチェル（エスメ・ビアンコ）の夫婦、一人息子のジェイコブ（ギャヴィン・ルイス）がいる。夫婦二人が車で出発しようとしたとき、ジェイコブをひいてしまう。病院に運ぶけど、死亡する。そして、葬儀も済ませて自宅に帰ってくる。自宅に着いた瞬間、謎の男が現れて息子を生き返らせてやると言われる。二人は葬ったばかりの墓を掘り返して息子を自宅に連れてくる。

その男性だけ家に残しておくと、本当にジェイコブが生き返った。何があっても息子を守り切るという約束のもと、息子が帰ってきた。3ヶ月後、引っ越しをして名字も変えて人生を再出発させる。でも、ジェイコブは何かがおかしかった。教会に連れていくと、牧師の話を聞いて息子の態度が急変する。牧師を睨みつけて、やがて牧師は焼死してしまう。

さらに、遊園地でレイチェルとジェイコブが遊んでいると、レイチェルがトイレに閉じ込められる。そして、ジェイコブに絡んできたいじめっ子に怒りを爆発させて、複数人が死亡する事故が起きる。怖くなったマイケルはなんとかジェイコブの暴走を止めようとするが、人間の力が及ばないものだった。

17世紀に起源とする秘密結社ディスシプリは、真のアンチキリストを生むために血統を操作した。サタンを人間の姿で再生するためなのだ。えぐい描写もあるけど、まあまあ許容範囲だろう。