フラッシュダンス
2003年07月06日 17時02分10秒
1983年公開のわてが大学時代に見た映画だ。わては、確か映画館に見にいった。懐かしい。20年前だ。NHKBSで放送された物を見た。BSの良いところは、CMがなく字幕スーパーである所だ。少しでも英語がわかれば、主人公達がどういう英語を使っているか聞き取れる。現在の映画としてでなく、当時の思い出といっしょに鑑賞した。これだから、映画はいいのだ。
受賞したアカデミー賞は、「フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング」(歌・アイリーン・キャラ)と「マニアック」の歌曲賞だけだけど、サントラは大ヒットした。それと、あのスタイル、足にテーピングをしてレッグウォーマーや、舞台の天井からの水を浴びるところなど。自転車に乗る主人公の姿、懐かしい。
アレックス(ジェニファー・ビールズ)は昼間は鉄工所で溶接工として働き、夜はモービーズ・バーでダンサーとして働いて、バレエダンサーを目指していた。バレエ団のオーディションを受けに行くが、周りの受験者の様子を見てあきらめて帰って来てしまう。ダンスの恩師ハンナ(リリア・スカラ)の所に行くと「時間は作るものだ。あなたはもう18歳でしょ。Do it.Do it.」と言われる。
鉄工所の社長ニック(マイケル・ハーリー)と恋に落ちるが、なかなかうまくいかない。友人でウェイトレスのジーニー(サニー・ジョンソン)は、アイススケートの選手として競技会に挑戦するが、転倒して失敗してしまう。コックのリッチー(カイル・T・へフナー)は、コメディアンを目指している。
それぞれが、夢に向かって進んでいくが破れることが多い。アレックスはニックの励ましもあって、書類選考の願書を取りに行く。最終的にはオーディションを受けるが、それまでの主人公達の会話がいい。有名な最後のオーディションのダンスは、プロのダンサーによる吹き替えらしいが20年前は見事にだまされた。
ニックが「本当はオーディションが怖いのだろう。夢を捨てたら死んだも同じだ。」というセリフは、いいですね。それとトップレスダンサーになったジーニーを店から引きずり出して、なぜ来たのかとジーニーが聞くと、アレックスは「友達だから」と言う。
通りでストリートダンスを子供達が踊っていると、大人たちが集まってきて見物する。交通整理の警官の真似をアレックスが、交差点の真ん中でする。そして、最後はアレックスの飼い犬グラントとニックがバラの花束を持って待っている。どれをとっても、思い出のシーンばかりだ。
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