ヒオウギの種

ヒオウギの種今年の7月27日に記事にしたヒオウギに種ができていた。アヤメ科ヒオウギ属の多年草で、夏花を咲かせて今頃実をつける。

実の中には数個の黒い種が入っている。これは、自然にはじけて飛んでしまう。この黒い種子を、カラスの羽のように黒いので「烏羽玉(うばたま)」とか、「射千玉(ぬばたま)」という別名がついた。「野山で見かける山野草図鑑」(新星出版社)参照。

この種子は、装飾品としても使われたようだ。また、万葉集にも山部赤人や柿本人麻呂が「ぬばたま」を歌に詠んでいる。具体的な歌の紹介は、わての柄ではないのでやめておく。ゴロゴロ。



同じカテゴリー(アヤメ科)の記事
ヒメヒオウギ
ヒメヒオウギ(2018-05-05 19:44)

チリアヤメ
チリアヤメ(2018-04-27 09:28)

ニワゼキショウ
ニワゼキショウ(2017-05-07 19:39)

チリアヤメ
チリアヤメ(2017-05-07 09:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
ヒオウギの種
    コメント(0)