第五回見付寄席

第五回目の見付寄席に来た。恒例になった見付寄席、年に一回でも生で芸人の話を聞くのは貴重な体験なのだ。

でもだんだんお腹が空いてきて、困っている。ゴロゴロ。

簡単な演目の紹介は、追記でどうぞ。

三笑亭可女次(さんしょうていかめじ)さんは、「なんでもわかっているおじさんのところに泊まりに行った若い男性と幼馴染の女性が、一枚の布団で寝ることになる」お話をした。

講談の神田鯉風(かんだりふう)先生は、「左甚五郎が、江戸城で折れた桜の枝を接木して、家光公から怒られるところを反対に褒美をもらう」お話をした。

また、落語の三遊亭圓王(さんゆうていえんおう)師匠は、「居候の若旦那が、銭湯の番台になって勝手に妄想する」お話をしてくれた。

特に難しいと思ったのは最後の圓王師匠が話されたお話で、「大店から勘当になった若旦那が、番台の上で妄想する情景」を劇中劇で表現する場面だ。これは映画でやるとしっかりと区別できるのだが、一人の落語家が演じてお客さんに理解させるのはたいへんだ。まるで、その状況が目の前に浮かんでくるから、落語はおもしろい。ゴロゴロ。



同じカテゴリー(ブログ道)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
第五回見付寄席
    コメント(0)