とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver

ジュマンジシリーズはたぶん見ていないと思けど、ゲーム内で仮想現実の世界に入り込み冒険する内容だと記憶している。ドウェイン・ジョンソン主演でヒットした第二弾だという。以前は高校生だったけど、今度は大学生になっている。それぞれ別々の大学に入ってしまったけど、クリスマスで帰省する。そこで4人が会うはずだったけど、またゲーム内に入って冒険を繰り広げる。今度は祖父たちも入ってしまい、それこそドタバタ大冒険だ。これが実によく出来ていた。それぞれのわだかまりを解消して爽快な気分であった。

スペンサーはゲーム機を密かに修理しており、またほかの3人を引きずり込むことになる。恋人のマーサは煮え切らないスペンサーの態度にイライラしている。アメフト部に所属するブリッジは筋肉もりもりだ。ベサニーはマーサと一緒にスペンサーを待っていた。スペンサーが現れないので、自宅へ訪問すると祖父のエディとその元同僚のマイロもいた。ゲームを見つけてその世界に入ると、最初はマーサ、フリッジと老人二人が侵入できる。ベサニーは現実世界に取り残される。

先に入ったスペンサーを探して、マーサ、フリッジ、老人二人が冒険に出発する。砂漠や森に雪山と3つのステージが用意されており、出てくる難題も大変なものだった。ダチョウに追いかけらたり、マントヒヒに追いかけらたり、雪山を登ったりするのだから大変だ。老人二人がやがて和解することができるのは、大変にうれしい出来事だった。人生の終盤に来ての和解は感動的だった。

そして、自分に自信が持てなかったスペンサーもマーサとよく話し合いともに冒険することでお互いに認め合うのだ。ステージをクリアするごとに、人生の経験が積み重なるという物語の重層的展開が見事であった。そしてアクションもばっちりと豪快である。これは満足のできる作品だった。

トラックバック URL
https://torachangorogoro.blog.fc2.com/tb.php/459-0da81539