ラストヒットマン(2008)

YouTubeの無料映画で見た。正統派ハードボイルドというフレーズが加えられている。タイトルは、「ラストヒットマン」だ。原題は「THE LAST HITMAN」だ。劇場未公開だ。初老になったヒットマン・ハリー(ジョー・マンテーニャ)は、ある日スコープを覗くと対象が二重に見えて仕事に失敗する。運転手役の娘ラケル(エリザベス・ウィットメル)はどうしたと問い詰めるが、父は答えない。そして、仕事に失敗したとしか知らせない。

殺し屋が仕事に失敗したら、それは追われることになる。狙った相手から追われるのは確実だ。案の定、ビリー(ロサーノ・オルザーリ)がやってくる。でも、レーザーでポイントを確定してから射撃する銃を使っていて、ハリーを一回で殺せない。しかも、怪我もさせられない。ここで、ハリ‐は依頼金よりも多く出すから、仲間にしてしまう。

娘のラケルは信用できないと言うけど、ハリーはがんで自分の命が長くないことを知っていた。女医のマリオン(ウィリアム・コルゲイト)からは、娘に病気のことを伝えろと言われるができない。

刺客が次々とやってくるし、自分たち父娘の邪魔をするやつは殺さないといけない。それがたとえ知り合いだとしてもだ。このあたりの非情さが、ハードボイルドといってよいのだ。ラケルのボーイフレンド・トッド(マイケル・マジェスキー)はかわいそうだったけど、付き合う相手を間違えたということだろう。面白い映画だった。



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