とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver

YouTubeの無料映画で見た。タイトルは「クリーピー・キラー」だ。原題は「CRADLE ROBBER」。2019年のTV用映画だ。自分が学生時代に襲われた犯人が、20年の時を超えて復讐にやってくる物語だ。19年間精神疾患向けの刑務所で服役していた犯人がまた、やってくるのだ。これはかなり執着的である。

ジェシカ（クレア・クラマー）は、娘のサラ（ミア・トパリアン）と暮らしており美容院を経営している。サラは大学進学を控えており、ボーイフレンドのウィル（コナー・マライス）と映画を見ている。自宅で映画を見た後に、玄関からウィルが出た。そこへ誰かがやってきてウィルが倒れる。救急車で運ばれるが心臓発作で亡くなってしまう。６ヶ月後、医者のクリスチャン（ロム・メレンデス）が来て、ウィルが毒殺された可能性を指摘する。

警察沙汰になるが、犯人の手がかりはない。その頃、テサはチャットで知り合ったエリック（デイヴィッド・フメーロ）と会うようになる。ジェシカがテサのスマホの位置情報で探すと、会っていた男性は娘と20歳も年上だった。妹をがんで亡くしたばかりだともっともらしいことを言うが、母親からすると怪しい存在だ。

娘からすると、母の言うことは逆らいたくなる年頃でなかなか話をしない。それが、もどかしいことで解決を遅らせる。20歳も年上のエリックは、6年間精神病院におり怪しいとわかる。さらに探ると、ジェシカが学生時代に襲われたその犯人だったとわかる。つまり、20年の時を超えてジェシカの持つものをすべて奪いに来たのだ。警察との連携もしっかりと取れており、寸前で危機を逃れた。よかったのだ。TV用映画としてはまずまずの出来だ。