Mr.ノーバティ

「ジョン・ウィック」の脚本家デレク・コルスタットと「ハードコア」のイリヤ・ナイシュラー監督が作ったバイオレンス・アクションだ。さえない中年男性が本当はものすごく強いエキスパートだったというスカッとする内容だった。妻からは疎んじられ、子供からも馬鹿にされ、ゴミ出しもうまくできない中年男性、どこにでもいる存在である。これは本当にスカッとする映画だった。アクションは本格的だし、銃撃戦も迫力満点だ。ロシアン・マフィアも相当やばい。老人ホームにいる父親まで参戦しての大活躍は痛快だった。

ゴミ出しは時間が間に合わず、毎週出しそびれる。妻からは疎んじられて、子供も話してくれない。自宅と職場を往復するだけの毎日だ。ある日、夜中に強盗が入る。ハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)は抵抗することなく、20ドルを取られた。何もしかなったからと長男から責められる。でも、バスにチンピラが乗って来た時、ハッチは立ち向かう。すると、傷は負うがチンピラ数人をボコボコにする。全然別人のようだ。その関係者にロシアンマフィアがいた。

マフィアの金庫番ユリアン(アルクセイ・セレブリャコフ)は病院に駆けつけて弟が重傷で瀕死状態だと知る。その弟が死亡したので、仕返しをしようとマンセル家に奇襲をかけてくる。ハッチは家族を地下室に逃し、返り討ちにする。この銃撃戦がすごい。ハッチは何者なのか、それはFBIなどの組織に属さない政府の殺し屋だった。いわば、存在自体が秘密の人物だ。相当やばい戦闘能力の持ち主だ。

さらにこのハッチは、度胸もすごい。敵のクラブに単身乗り込むし、マイファのボスの邸宅に侵入して金目のものを全焼させてしまう。しかも、しっかりと迎え撃つ準備も怠りない。老人ホームにいる父親も参加しての最後の銃撃戦は、最大の見せ場だ。自分の職場を撃退現場にして罠を仕掛けている。

映画の冒頭のシーンに戻る。取調室で抱いていた猫にツナ缶を食べさせて、警官二人から「あなたは何者ですか」と聞かれる。すると、誰でもない(ノーバディ)と答える。どこかから電話がかかってきて、ハッチは釈放されるのと思う。こんな人が存在するのか、それは映画だからどうでもいいのだ。

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