『ドクターX~外科医・大門未知子~』第8話。12月2日放送分。今までと違う終わり方に驚いた

とらのすけは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』の大ファンだ。Mリーグがあるので、リアルタイムでの視聴はできないけど、Tverで見ている。


今回は、城之内早苗(内田有紀)の高校時代の同級生八神さつき(瀬戸朝香)ががん患者として登場する。他の病院では手がつけられないということで、息子が城之内のいる東帝大学附属病院を見つけたのだった。なんでこんなになるまで放っておいたと言われるくらいにがんが進行しており、外科手術は無理だとたらい回しされたのだ。

大門未知子は自分に切らせてほしいと言うけど、患者自身がケミカルサージェリーを希望しているというのでできない。

大門は一歩引き下がり、蜂須賀(野村萬斎)たちの療法に託す。少しでも腫瘍が小さくなれば手術も可能だと踏んだのかと思う。

やっと効果が出始めたところで、厚生労働省事務次官の神部(宮川一朗太)の肺がん手術が入ってしまう。これも難手術であり、大門未知子が執刀するしかない。

大門と戻ってきた海老名が手術を行っている最中に、八神さつきの容態が急変する。心停止したのだ。城之内らが必死に心臓マッサージやSEDを施すけど、亡くなってしまう。

大門がなんとか神部の手術を終えた時刻くらいに、八神さつきの命が途絶えていた。

蜂須賀は「外科医は目の前の一人の患者しか救えないが、内科医は大勢の命を救える」と、大門に言い放つ。確かに大門未知子は自分が手術している患者しか救えない。救えない命もあるのだということを強烈に印象付けた。自分が進める高度先進医療(メスを使わない光や高分子を患部に照射する医療などをさすようだ)なら大勢を救えるとでも主張したいのだろう。

今までのドクターXでは、大門未知子が患者を救いハッピーエンドという終わり方がほとんどだった。今回の終わり方で、今後のドクターXは色々と複雑な物語を描き出そうとしていると思う。楽しみなのだ。



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