ホーンアレイスピーカーを磐田市で実地試験

テレビ静岡ローカルニュースで、磐田市の広報放送の取り組みが紹介されていた。従来の広報では、風向きやいる場所によって聞き取りにくいケースが多かった。とら家も防災放送施設の近くにあるけど、何を言っているか全くわからないときが多い。

海岸線を持つ磐田市は、浜岡原発から30km圏内にある。防災放送の重要性が増しているので、聞きやすい設備にしてほしいと思っていた。TOA株式会社が開発した「ホーンアレイスピーカー」をさっそく磐田市では試験をした。市役所の屋上に設置した新型スピーカーは、600m離れた場所で80.3デシベルの計測結果を示した。

従来型のスピーカーは、ラッパ型で音が広がってしまう。新型のホーンアレイスピーカーは、箱型のスピーカーで音が拡散しない。音の重なりもなくなり、従来型の2倍の音量が伝わるという。東日本大震災でも威力を発揮した防災放送は、より効果的な装置が生まれそうなのだ。静岡県内で試験しているのは、磐田市のほかに湖西市や富士市がある。

TOA株式会社では、パシフィコ横浜で2月3日4日と開催される第16回震災対策技術展にその技術を出展する。



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