この世界の片隅に 第5話

この世界の片隅にを見ている。

水原という水兵さんがやってくる。米とみかんの缶詰を持ってきた。

周平が戻ってくる。あのときはどうもと知り合いみたいだね。男同士は。
ふーん。軍の秘密じゃけん教えるわけにはいかんのじゃ。海の色は青です。
子供のときからボケっとしているのじゃ。

面白いひとじゃね。水兵さん。青葉はどうですか。そやけど次が最後かの。父が戻ってこないから、わしが家長だ。納屋の二階に行ってもらった。
すいません。すずさん、あんかを持っていってやんなさい。昔話てもしてやんなさい。もう会えんかもしれんけんの。
すずは家の鍵をかけられてしまう。締め出しされたのだ。

忘れるとこじゃったわ。わしの目の前に降ってきたんじゃ。鳥の羽根を切って、羽根ペンにする。サギの絵を描く。
私は今あの人に腹が立って仕方がない。謝るのはわしのほうじゃ。許すも何も怒っとらん。すずが普通でうれしいわ。まともでおってくれ。わしが死んでも泣かないでくれ。忘れてくれ。
朝になって、すずお前べっぴんになったでと言って水原は去っていく。ご武運を。

お父さんが朝になって帰ってくる。どうもこうもないわ。
昭和19年大晦日みんなで餅つきをしている。

わしの同僚に成瀬というやつがおるんじゃ。紹介してやろうか。「周作さんよろしくおねがいします」

昭和20年の正月になる。
2月にお兄さんが骨になって帰ってくる。浦野要一だ。遺骨は全部持って帰れんのじゃ。裏に防空壕。骨壷には石が入っていた。考えられるのは全員玉砕したという結果だけわかっている場合です。これじゃ帰ってきても笑い話にもならん。母親が泣き崩れる。これは悲しいな。

夜、列車で呉に帰る。

いいたいことがあるんじゃないか。いいですか。うちはようわかりません。なんですか。どうでもよくないけん、怒ってるんじゃないか。列車の中で夫婦喧嘩をする。
家族全員が風邪で倒れている。すずが全員を看病している。
尾野真千子がざぼんが食べたいと言う。
すずさま、ざぼんが食べたい。

すずは二葉館にやってくる。これをリンさんに渡してもらえますか。二葉館の知らない娘にザボンを渡してしまう。
家族にザボンを食べさせる。

平成30年8月広島で北条さんと待ち合わせをしている。朝仕事に行く途中で足が動かなくなってしまった。私ではなくてもいいのかなと思っていた。いっしょにごはんを食べたり映画をン見たりした。北条です。この北条さんは誰でしょうか。すずさんじゃないと思うな。

昭和20年3月呉だ。空襲だぞ。すごいぞ、空一面の敵機だ。


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