横浜市立大、坂智弘教授らがアフガニスタンで小麦支援

10月13日のNHK海外ネットワークで、横浜市立大学の木原生物学研究所の坂智弘教授らのチームがアフガニスタンで小麦の新品種の育種で支援を行っていると報じられた。

木原均氏の名前は非常に有名なので知っていたけど、具体的な業績は詳しくなかった。1950年代に木原博士は、アフガニスタンで小麦の原種や品種など約500を収集したという。その品種の蓄積を生かして、アフガニスタンでの農業復興に協力しているのだという。

SATREPS持続的食糧生産のためのコムギ育種素材開発プロジェクトとして国際協力事業団の事業に採択されて、理化学研究所や鳥取大学乾燥地研究施設とも協力しているという。

アフガニスタンでのコムギ品種の育成だけでなく、人材育成も行っているという。こういう農業分野の地道な援助は、現地の人々に役立つものだと思う。メキシコの国際トウモロコシ・コムギ改良センターや、シリアにある国際乾燥地農業研究センターとも連携しているそうだ。



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