タイタニック

1997年の作品で、アカデミー賞11部門制覇の超大作である。わては、映画館で見たので迫力に圧倒された。製作費240億円、上映時間3時間の大作は、全く飽きることなくエンディングまで一気に持っていく。

作品賞、監督賞(ジェームズ・キャメロン)、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞、オリジナル主題歌賞、特殊視覚効果賞、音響賞、音響効果編集賞の11部門だ。

この映画のすごい所は、その舞台設定や衣装などのハード面が当時の姿を細部にわたって再現したことだ。そのために、キャメロンは12回にも及ぶ深海探査を行っている。また、歴史学者ドン・リンチとケン・マーシャルの働きで、生存者の証言や当時の状況がそのまま再現された。

印象に残っているシーンは、レオナルド・ディカプリオが船室に手錠でつながれ脱出するところと、下等船室の人々が鉄格子で閉じ込められるシーンだ。それと、デカプリオとケイト・ウィンスレットが船の先頭で立つシーンや船が二つに割れて垂直になるシーンなどだ。

身分による待遇の違いや科学万能主義に対する警鐘など、この作品から読み取れる事柄は数多い。とくにわては、いくら安全対策をしても最後は人間なのだということを思い知らされた。

タイタニックについては、色々な関連サイトがあるが『A Tribute of the TITANIC』http://www.fireflyproductions.com/titanic/ が有名らしい。タイニックの建造過程から処女航海、運命の夜、乗客と乗員、沈没した船体の発見に至るまでのあらゆる情報が網羅されいる。


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