レインディア・ゲーム

2002年12月31日 21時39分10秒
今をときめくベン・アフレックが主演のクリスマスサスペンスという感じの映画だ。97年の「グッドウィル・ハンティング/旅立ち」、2001年の「パール・ハーバー」、2002年の「トータル・フィアーズ」とこの間見たばかりの「チェンジング・レーン」とヒットさせてきたのに、こんな映画に出ていたのですよ。

Reindeerは、トナカイという意味しかない英語です。これには、わても驚きました。しかも主人公のルディはRudolfの略称つまり「赤鼻のトナカイ」のことだ。そして、ガブリエルはキリスト生誕を予言した天使の名前で、ルディの友人ニックはニコラスでセント・ニコラス=サンタクロースだ。また、わてが調べた所では、ニックと文通していた女の子アシュレイ(ashley)は、old englishでash tree meadow(牧草地)という意味なのだ。

これは、出来すぎです。もう、これは大サービスの映画だ。分かる人には、これほどのクリスマス映画はないよ。けれど、お話はかなり強引だ。非常に無理がある。でも、ただのアクションゴロゴロ映画だと思えば全然大丈夫なのだ。

ルディ(ベン・アフレック)は、刑務所から出る直前、友人のニックを刑務所内の突然のトラブルで殺される。ニックには文通をしていたアシュレイ(シャリーズ・セロン)という女の子がいた。もちろん、刑務所の出口では迎えに来ていた。そこで、ルディはニックになりすまして、話を合わせようとする。

最初はいいが、アシュレイの兄ガブリエルとその仲間に拉致されて、カジノ襲撃の手引きをするように強要される。ここら辺からの話の展開は、無理やりである。でも、なぜか心地よいのだ。これが、不思議な所だ。監督はジョン・フランケンハイマーだ。

最後のどんでんがえしも許してしまおう。難しいことを考えずに見るには、最適の映画だ。サンタクロースも出てくるし、まあ、いいか。



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