とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver

「ドラえもん」シリーズの３Dアニメーションの第二弾である。「おばあちゃんのおもいで」というエピソードを軸に、未来ののび太がしずかちゃんと結婚式の最中に最大の危機に陥りそれを乗り越える物語になった。これは大人がむしろ感動できるのではないだろうか。マリッジブルーは男女関係なく起きるもので、自分が伴侶にふさわしいのか考え込んでしまうことから起きる。それを解決するには、自分がなぜ相手と結婚する気持ちになったのか再確認するしかない。過去の自分や未来の自分が一致協力してその難題に立ち向かう。涙なしでは見られなかった。

学校のテストで０点ばかり取っているのび太は、お母さんに叱られる。ドラえもんになんとかしてもらおうとするのび太は、ドラえもんに自分で勉強しなさいと言われる。机の引き出しからクマのぬいぐるみを見つけて、のび太はおばあちゃんに会いたくなる。小学校の時に亡くなったおばあちゃんにタイムマシンで会いに行くと、お嫁さんを見たいと言われる。

そこで、のび太とドラえもんは未来の自分に会いに行く。その日は、念願のしずかちゃんとの結婚式当日だった。結婚式になかなか来ない大人ののび太に代わり、過去の子供ののび太が大人の身体を借りて新郎役を引き継ぐ。子供時代にスリップした大人ののび太は、「しずかちゃんを幸せにする自信がない」とマリッジブルーになっていた。大人ののび太は、姿かたちが子供である。そこで中学生に因縁をつけられて、喧嘩になる。

子供のしずかちゃんも巻き込んで、大騒動になってしまう。大人ののび太と子供ののび太が、元通りの心と身体を取り戻して結婚式に戻ららないといけない。この過程が涙なしでは見られない。これは普通に泣ける。それまで出会った人との記憶がなくなる可能性も出てきて、ここでも涙が出る。もうたまりません。星4個。本当は星5個。

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