ドクターX 外科医大門未知子  液体窒素処理骨移植

テレビ朝日、ドクターX外科医大門未知子が始まった。初回は、北海道の競馬場から始まる。競馬のレースの最中に進路妨害があって、ある馬が転倒する。騎手は落馬して重傷を負い、馬は殺処分にされることになる。でも、神原昌(岸部一徳)が大門未知子(米倉涼子)を紹介して、馬の足の手術をさせる。馬の手術は成功して、驚かれる。

北海道でゆっくりしていたら、神原から呼び出しが来る。帝都医科大学附属病院の内科統括部長馬淵一代(三多佳子)が、声をかけてスカウトしたのだ。外科の臨時採用としてフリーランスの外科医大門がやってくる。匿名の患者の骨肉腫の手術を執刀することになる。その匿名の患者が馬淵一代だと見破ったのは、大門だけだった。

手術当日になって執刀する医者が海老名敬(遠藤憲一)に変更になる。彼らは患者が馬淵だとわかっても切断すると主張する。でも、大門が主張したのは、液体窒素に患部を浸す最新の手術方法だった。最初はAO療法を採用するつもりだった。馬淵は自分の子分がたくさん欲しい人間で、権力への執念もある。外科統括部長の蛭間(西田敏行)とも対決関係にあり、大門未知子の周辺が賑やかだ。

液体窒素を骨肉腫の治療に使うこの方法は、金沢大学医学部附属病院で2004年から先進医療として行われている。その先進医療を使うのが、大門未知子の見せ所だ。金沢大学附属病院整形外科骨軟部腫瘍参照。

液体窒素を使う方法は、その条件が合わないと行えないという。他の部分に転移してないことが重要のようだ。患部を液体窒素に20分つけて、もとに戻すだけでいい。5年後生存率も高いというので有望な方法だ。

全国の医療機関でこの方法を行っているのは金沢大学のほかに、順天堂大学医学部附属順天堂病院、愛媛大学医学部附属病院、大分大学医学部附属病院、琉球大学医学部附属病院がある。

大門以外の医師たちが無謀な方法だと非難するのは、若干漫画的だと言わざるをえない。このドラマ自体が漫画的なので、それもいいのだけど。ゴロゴロ。



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