パラノーマル・アクティビティ

携帯より一言投稿。これはすごい。登場人物は若いカップル二人だけ。デイトレーダーの男性ミカと大学生のケイティ。8歳の時から住んでいる家に、真夜中異常な物音で悩まされてきたケイティ。3年前からいっしょに住んでいる同棲相手のミカが謎を解明しようと、家庭用ビデオカメラで撮影を始める。逃げ場がない映画館では、だんだんと恐怖が押し寄せてくる。2006年に実際にあった事件だというが、まじかよ。たまらない。壊れていく。怖い。

以下、PCから追記。2007年10月にスクリーム・フィルムフェスティバルで限定的に上映されて、徐々に評判を呼び2009年10月に全米公開されてNO.1ヒットした話題作だ。1万5千ドルの低予算でオーレン・ペリが監督・製作・脚本・編集と担当して、ケイティー・フェザーストンとミカ・スロートがそのまま役名を演じた。一組のカップルが自宅で起きている怪奇現象を記録するという設定で、最後まで観客を恐怖の世界に引き込んでしまう。

映画の終わり方も非常に独特なので、アイディアの勝利だと言うしかない。観客は半分架空の物語だとわかっているが、それでもどんどん画面に引き付ける演出がすばらしい。ケイティーが子供のころから怪奇現象に悩まされているというのがもっともらしいし、ミカが彼女のために真相解明に躍起になればなるほど効果が増している。

全く、お見事な作品だと思う。ちなみに、エンディングはスティーヴン・スピルバーグの助言で変わっている(IMDB参照)。3種類のエンディングがあるといわれているので、DVDになったら楽しみだ。この恐怖は、まさに映画館で体験しないと何も怖くないかもしれない。



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