ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

哀川翔主演の「ゼブラーマン」シリーズ第2弾だ。1作目を全く知らないけど、B級アクションの味がうまく出ていた。「ヤッターマン」よりも少し年齢層が上の設定のようで、お色気ギャグも健在だ。ばかばかしい研究所や愉快な宇宙人の描き方など、まじめに見る映画ではない。ニタニタ笑いながら、ポップコーン片手に何も考えずに見るのがちょうどいい。宮藤官九郎脚本、三池崇史監督なので作り手の遊び心を想像する余裕が必要だ。わてはもう少しハードアクションを期待したので、いまひとつという感想だ。

前作で宇宙人の侵略を食い止めたゼブラーマンこと市川新市(哀川翔)は、マスコミの取材で家庭が崩壊して行方不明になっていた。15年後の東京では、新知事相原公蔵(ガダルカナダ・タカ)が独裁的支配を確立した。治安維持のために朝夕の5分間、ゼブラタイムという時間帯はゼブラポリスが無差別に外出している市民を射殺することに決まっていた。それによって、無法者は皆無になり恐怖政治の世界になっていた。

ある日路上で突然目を覚ました市川は、全く記憶を失いゼブラポリスの襲撃を受ける。瀕死の重傷を負うが、抵抗組織「白馬の家」のリーダー浅野(井上正大)に助けられる。彼は教師をしていた市川の教え子で、ゼブラーマンの過去を知っていた。でも、自分がゼブラーマンであることも忘れてしまった市川は、自分が何者かわからない。

「白馬の家」ではTVドラマでゼブラーマンを演じた俳優市場(田中直樹)がいて、素人集団の自警団を作っている。また、謎の少女すみれは宇宙人を体に宿しているが、人間としての自覚を失っていない特別な存在だ。ゼブラクイーン(仲里依紗)は相原の娘だが、なんとゼブラーマンを遠心分離して生まれたというとんでもない設定だ。そのゼブラクイーンが、アイドルとしてヒットチャートを席巻する。

ゼブラというのは白と黒が混在しているから人間らしいのであって、白ばかりになっても偏りがあるしゼブラクイーンのように黒ばかりでも心がゆがんでしまう。「STOP THE AIDS」というフレーズが出てくるシーンは、全く笑ってしまう。その他にも、パロディーがいっぱいあるのでマニア向けの映画なのかもしれない。



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