セックス・アンド・ザ・シティ2

わては映画版第1弾を見ている。それから2年後という設定で、4組の家族は順調に結婚生活を送っていると思われていた。サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーが少し倦怠感を感じ始めていたとき、キム・キャトル演じるサマンサからアラブ首長国連邦のアブダビへの1週間のヴァカンスの提案がある。渡りに船だった4人の女性は、衣装をたくさん詰め込んでファーストクラスの飛行機で旅立つ。2時間27分の上映時間は非常に長いのだが、旅行記として見れば楽しい。映画としての内容はそれほどではないが、彼女たちのファッションと軽いコメディを楽しむのが一番だ。

子供がいないキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)とミスター・ビッグ(クリス・ノース)の夫婦には、ちょっとした問題が持ち上がっていた。ビッグが寝室にテレビを持ち込み、夫婦生活が倦怠状態になる。執筆の締め切りが迫っていたキャリーは、独身時代に過ごしたアパートに缶詰になる。シャーロット(クリスティン・デイヴィス)は、子育てにてんてこ舞いになっている。弁護士のミランダ(シンシア・ニクソン)は、話を聞いてくれない上司に悩んでいた。

そんなとき、元映画プロデューサーの独身のサマンサ(キム・キャトル)からアラブ首長国連邦のアブダビへの1週間のヴァカンスの提案が来る。彼女が俳優にしたスミス(ジェイソン・ルイス)が、主演した映画がヒットしてその映画のプロデューサーから招待される。アブダビに到着すると、一人一人にベンツが用意されている。そして、到着したホテルは一番のものだった。

4人それぞれに執事がつき、もう天国にいるような気分になってしまった。ホテル付属のプールで遊んだり、砂漠でラクダに乗ってみたりする。街中にショッピングに出かけた際、キャリーは元恋人のエイダン(ジョン・コーベット)と奇跡的な再会を果たす。そこから、キャリーはのぼせ上がって調子に乗る。ここら辺に来ると、なにやら映画としての体をなさなくなる。

特に独身のサマンサは、ホルモン剤を山ほど持ち歩いている。オーストラリアのラグビーチームの選手がホテルに泊まっていると聞くと、興味津々で見つめてしまう。イスラム教の戒律が厳しい国で、サマンサのような服装が許されるわけがない。実際のロケはモロッコなので、中東のシーンは現実感が乏しい。

アメリカでの男性同士の結婚式のシーンで、ライザ・ミネリ本人が歌うシーンがある。アメリカでやっている分にはいいけど、その調子で中東シーンを撮影してはどうなのか。主要登場人物のファションを気楽に楽しむ映画として、見るのがいい。

コメントに一ファンの方から意見をいただいたが、わてはこういう映画が嫌いではない。むしろ、好きなくらいだ。それでなければ、公開初日に見ないのだ。何が好きかって、ファションですよ。



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この記事へのコメント
サマンサは元映画プロデューサーではなく、
PR会社の社長です。

キャリーはのぼせ上がって調子に乗る。

ここら辺に来ると、なにやら映画としての体をなさなくなる。

ホルモン剤を山ほど持ち歩いている。

オーストラリアのラグビーチームの選手がホテルに泊まっていると聞くと、
興味津々で見つめてしまう。

イスラム教の戒律が厳しい国で、サマンサのような服装が許されるわけがない。

実際のロケはモロッコなので、中東のシーンは現実感が乏しい。

アメリカでやっている分にはいいけど、その調子で中東シーンを撮影してはどうなのか。

主要登場人物のファションを気楽に楽しむ映画として、見るのがいい

そういう映画なんです
テレビドラマからずっと

もともと肩肘張って見る教育ドラマの要素がある映画ではありません。
くだらん漫画を読むように軽~く見る
そういう映画です。

ファンはファッションとNYの街やお店を見たいだけ

そして良い男

それ以上は期待などしてませんよ
Posted by 一ファン at 2010年06月05日 00:33
一ファンさん、わても同感です。
ゴロゴロ。
Posted by とらちゃん at 2010年06月05日 14:49
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