バイオハザードⅣ アフターライフ 3D日本語吹き替え版

先行上映で2D字幕版を見て違うだろうと思ったので、浜北まで行って「3D日本語吹き替え版」を見てきた。2Dと3Dでは、全く別の映画だった。物好きだと言われたらそうなんだけど、3D専用カメラで撮影した「アバター」に次ぐ2作目なんだ。水中に潜るシーンでも立体感がある映像は、非常にリアルなものだった。銃を構えたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の腕が肩が手前に映り、カメラの移動で銃口がお客側になる表現ができる。大きなスクリーンで見ると、まるでその場にいるような体験ができる。

東京渋谷のスクランブル交差点では、一人の女性(中島美嘉)が傘を持たずに立っている。突然男性に襲い掛かり、Tウィルスが広がる。その後、アンデッドを狙撃するスナイパーが地上に配置されている。ところが、そこにアリスとその分身が襲いかかる。そして、地下にあるアンブレラ社の東京基地に数人のアリスが侵入する。アルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)を逃亡するヘリの中まで追い詰めるが、アリスはTウィルスを無害化する注射をされてしまう。

それから、半年後アリスは赤い飛行機に乗ってアラスカに向かっている。どうも半年の間にアリスは回復したということなのだと思う。そこで、アルカディアという安全地帯に向かったはずの昔の仲間の乗ったヘリを見つける。そして、胸に赤い部品をつけられたクレア(アリ・ラーター)を見つけて、保護する。記憶を失っていたので、赤いデバイスを取り外してプロペラ機に乗せて南下する。ロスまでやってくると、生存者がいるビルを見つけて屋上に無理やり着陸する。

そのビルは刑務所で、ちょうどアンデッドの侵入を防いでいた。バスケットボールのスター選手だったルーサー(ポリス・コジョー)やハリウッドのプロデューサーだったベネット(キム・コーツ)、たちがいて一番役に立ちそうなクリス(レッドフィールド)が閉じ込められている。ここまではとても戦う集団になっていないので、落伍者が出る。

最後に残るのは、アリスとクレアとクリスだ。アリスは運動能力が抜群だし、クレアとクリスは兄弟だということが後にわかる。登場する化け物が非常に強力だ。普通のアンデッドはたいしたことないけど、オックスマン(大きな斧と振り回すやつ)と地面を掘ることができるアンデッドが協力だ。オックスマンが振り回す大きな斧は、3Dで見ると客席まで飛んでくる。思わず、首をすくめてしまった。

彼は結局海に浮かんでいる貨物船アルカディアにボートで行く。三人がボートで乗り込むと、そこではアルバート・ウェスカーが待っている。その貨物船は、アンブレラ社の実験設備だった。そこでの戦闘も、たっぷりと見せ場がある。ウェスカーをやっつけたと思ったら、ジル・バレンタインらしい人物が例のデバイスをつけて多数のヘリでやってくる。

これではいつまでたっても終わらないお話になってしまう。バイオハザードは、終わらない話でもいいのだ。アクションの激しさや華麗さ、女性の魅力を楽しむ映画なのだ。おまけに3Dの出来がいいので、アリスになった気分も味わえる。楽しい映画ではないか。



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