ハリー・ポッターと死の秘宝PART1

「ハリー・ポッター」シリーズ第7作目にして、最終章の第一部だ。ホグワーツ魔法学校に戻れなくなったハリー(ダニエル・ラドクリフ)・ロン(ルパート・グリント)・ハーマイオニー(エマ・ワトソン)の三人は、普通の人間のいない場所で生活することになる。彼らの仲間もいっしょになって、最初は集団行動する。でも、死喰い人の襲撃により離れ離れになる。ハリーとロンが確執を持ち、ロンが出て行ってしまう。ハリーとハーマイオニーだけで旅を続けるが、今までにない困難が待ち受けている。2時間半を超える上映時間も全く退屈しないワクワクのときを過ごすことができた。

ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の魂を分割した分霊箱を探す旅に出る。最初の方で、ハリーとハグリッド(ロビー・コルトレーン)がサイドカー付きのオートバイで逃げる。他のメンバーは箒(ほうき)に乗って逃げる。また、仲間が手をつなぐと瞬間的に違う場所に移動できる。日刊預言者新聞の記者も、ヴォルデモートの仲間にされていた。次々と困難がわいてきて、仲間は休まる暇がない。

ラドクリフよりもルパート・グリントの体が大きくなってたくましさを増しているのが、年月の経過を感じた。エマ・ワトソンはもう立派な女性になって、魅力的だ。反対勢力のメンバーを紹介すると、ドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)とルシウス・マルフォイ(ジェイソン・アイザックス)、ベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター)、スネイプ先生(アラン・リックマン)、ミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)たちだ。

ハリーとハーマイオニーは、分霊箱の一つであるペンダントを手に入れる。だが、その破壊方法がわからない。そのペンダントを破壊するためには、グリフィンドールの剣が必要だとわかる。その剣を見つける時にロンが合流する。細かいあらすじは、どうもうまく書けない。

「死の秘宝」とは何か、説明しておく。「吟遊詩人ビードルの物語」として昔から言い伝えられたものだ。昔、三人兄弟の旅人が川を渡れなくて困っていた。兄弟は橋を作ろうとするが、「死」が三人に代わりのものを与えると言う。一番上の兄は最強の杖であるニワトコ製の杖をもらう。その兄は、最強の杖を使って一番強い魔法使いをやっつけた。そのために、夜他の魔法使いに殺されて杖を奪われる。

二番目の兄弟は、蘇りの石をもらう。自宅に帰ると亡くなった恋人が姿を見せる。恋人はその石によって蘇った仮の姿であったので、現実ではない。二番目の兄弟は絶望して自殺する。そして、「死」のもとに帰る。三番目の末っ子はよくよく考えて、「透明マント」をもらう。末っ子は「死」が近づかないように「透明マント」をうまく使い、老人になってから自分の子供に「透明マント」を譲る。そんなわけで、「死」から逃れるのは、難しいのだ。

PART2は、来年の夏に公開される。わては、PART1を何回か見たい気持ちになっている。



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